佐藤会計のスタッフメルマガ!!

佐藤会計のスタッフメルマガ!!

税理士の佐藤です…クーポンで説得する

23.05.10 | 所長通信

ポイントカードやクーポン券は今やありふれていて、お財布の中は様々なクーポン券であふれていいます。それでもクーポン券は有効なので誰もやめようとはしません。

クーポンで1番最初に成功したのは、1894年にコカコーラの製造販売権を買ったフィラデルフィアの薬剤師キャンドラーだと言われています。彼は手書きのクーポン券を発行し、クーポンの持参者にコカコーラを1杯無料で試飲させました。これが大当たりすると、次に彼はクーポン持参者にコーラ128杯分のコーラの原液4リットルを無料で試飲させます。更に「小売業者又はソーダ水の売り場を有する人」にコーラの原液8リットルを提供すると申し出ました。
この積極的な販売促進によって翌年の1895年にはアメリカのあらゆる州の人がコカコーラを手に入れることができるまでになりました。
クーポンと言うと高齢者あるいは低所得者と言うイメージがあるかもしれません。ところが実際は違います。
(年齢別のクーポン利用の割合)
18歳から24歳   71%
25歳から34歳   87%
35歳から44歳   89%
45歳から54歳   85%
55歳から64歳   90%
65歳以上   91%
(所得別による利用の割合)
年収25,000ドル未満  86%
25,000ドルから50,000ドル未満 85%
50,000ドルから75,000ドル未満 88%
75,000ドルから100,000ドル未満 80%
800,000ドル以上  81%
いずれにしても人々の頭の中でクーポンは節約を意味していて、クーポン=お買い得と言う消費者のイメージを引き出すことで売り上げとつながる事は間違いありません。
ビジネスがどんな種類であろうともクーポンは大きな効果をもたらすことは間違いないようです。

TOPへ