23.08.19 | ビジネス

様々なジャンルから圓尾が気になった事やビジネスにちょっと役立つコンテンツを
ご紹介します！
今回は【お笑いに学ぶ】です！

「場によって求められるものを最大限発揮する」

関西人であればだれもが知っている上沼恵美子さん。
女帝とも呼ばれM-1の審査員も長年勤めてきた西の重鎮です。
怪傑えみちゃんねるや上沼・高田のクギズケなど上沼さんのレギュラー番組を
見たことがある人であればマシンガントークで場を回している姿が思い浮かぶかと思います。

自分がMCの番組に出ていることが多く、ゲスト出演することが珍しい上沼さんが、
ヒロミさんとフットボールアワーの後藤さんがMCの周りのひな壇に50人くらい
若手が座っている番組のゲストとして出演されていました。

その番組はひな壇に座っている若手芸人がゲストをもてなすというていで、
自分の一発ギャグや得意な分野を披露するというものなのですが、
上沼さんがゲストだと若手が飲まれてしまうのではないかと思って見ていました。

ただ、ゲストできた上沼さんはMCであるヒロミさんや後藤さんから振られたときには鋭い、
面白い返しをして笑いを取りながらも、自分のターン以外では静かに
若手がしゃべっているのを笑いながら聞いていました。

静かにする時間があるとはいえ、ゲストをもてなすという番組なので、
今のおもてなしを受けてどうでしたか？という振りが毎回あるのですが、
その返しは毎回笑いを生んでいました。

普段はめちゃくちゃしゃべり続けている人なのに、自分がゲストの時には程々におさえて周りを立てている姿を見て、やはり上にいる人たちはその場で自分がどういった役割を求められているのかを察する力、空気を読む力がすごいなと思いました。

自分の個性は残しつつも、その場その場に合わせた調節は加えていく。
仕事をしていると色んな人にお会いする機会があるので、
その場その場を見極めて自分も変化させないといけないなと思いました。
超一流の空気を読む力、参考にしたいと思います。