15.06.08 | 断捨離

「一番断捨離したいモノは夫です！」

　あなたは男性ですか？　女性？
この一文に衝撃を受けられたなら・・・
どうぞ読み進みくださいね。

先日とある異業種交流会にお招きいただき、一時間ほど「豊かさ」について断捨離
視点でお話させていただきました。
その際に私、こばやしが掲載されている本、「あなたの片づけられないをすべて断捨離！」（マガジンハウス）をご紹介したところ、男性陣の並々ならぬショックが。
男性陣がショックを受けられたのは
「断捨離したいモノ、No.1　夫」とのアンケート結果。
　　対して女性は・・・クスクスと。

さて、あなたはいかがですか？

断捨離というと「断捨離＝捨てること」と理解されているようですが
それは、断捨離のメカニズムを理解し、行動した結果、一面でしかありません。
メカニズムとは？

私とモノとの関係性を問い直し。
今の私が　「不要・不適・不快」なモノに囲まれているならば
取り除いていきましょうと。

なので「夫が不要」「夫を捨てよう」と思われたのですね。
それはかなりの一撃だったことでしょう。

実は私もそういうコトだろうと思っていました。

ところが
ここにはとてもとても深い、妻側からのメッセージが隠れていることを
最近知ることとなりました。

例えば、ご夫婦の会話でも、仲間内での会話でも、男女の会話の中で、
かみ合わない経験はありませんか？
イライラした経験、ありませんか？

男性からすると「要件は？　何が言いたいの？　だから？　で？？」
女性からすると「話をきちんと聞いてくれない、上の空で相槌を打っている」
小さなズレのようで、大きな違い。
男性は結果重視の傾向にあり、コトの経過や主観的感想は重視しない傾向にあります。
女性はその逆。過程重視です。時の経過に沿って話し、意見というよりは同意を求める
傾向にあります。

男性が帰宅・帰社し、女性から報告を受ける。
結果・事実の報告を期待する男性、女性は結果に至るまでの過程を丁寧に話していく。
さぁ、どのようなことが起るでしょう。
男性：「で、何？　だから？」
女性：「こうで、ああで・・・こうなって・・・だから・・・」
　　
　　どちらも不満が残ります。
　　
　　実はそこが断捨離ポイント！
関係性の問い直し、良好な関係であるのかどうか？
もし良好と言えないのであれば、手放すもよし、距離をとるもよし、そして
手放すもよし。
てっきり手放すことだと思っていました。
ところが、悲痛な叫びなのです（笑）

「関係をより良くしたい、改善したい」そう願っているのではないかと。
「私の話しを聞いてほしい」すなわち
「私と向き合ってほしい、受容してほしい」と。
SOSなのではないかと。

　男性の皆さん、いかがでしょう？
　「夫を断捨離したい！」「上司を断捨離したい！」そう耳にしたら
　関係改善をしたいというSOSかもしれません。
　どんな立ち位置をとりましょうか？
　まさに、人間関係の断捨離ですね。

　ひとつだけアドバイスしておくと・・・
　断捨離を実践していくと「選択・決断。そして実行」する力が身についていきます。
　知りながら先延ばししていると・・・・本当の断捨【離】が突然やってくるかも？！


　　最後までお読みいただき有難うございました。　
　　あなたのご厚意に感謝して。
　　
断捨離トレーナー　こばやしりえ
　　
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　　トップとしてのお悩み。
　　職場環境改善。従業員の問題。人間関係の問題。
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