15.06.16 | トピックス

平成28年度より導入が予定されているマイナンバー制度
今回はマイナンバー制度導入に伴い、行政機関がマイナンバー（個人番号）のついた自分の情報をどのように利用しているか等をパソコンから確認できるサービス、「マイナポータル」についてお伝えします

◇マイナポータルの利用開始時期
平成29年1月から利用できる予定です（平成27年4月回答）

◇マイナポータルでできること

・情報提供等記録表示義務
自分の特定個人情報（個人番号がついている個人情報）を行政機関などが、どこが、いつ、なんの目的で提供したのかの確認

・自己表示業務
行政機関などが持っている自分の特定個人情報の内容の確認

・お知らせ情報表示業務
行政機関などから提供される、一人ひとりにあった行政サービスなどの確認


マイナポータルを利用できる端末は多様で、パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレット端末でも利用できる予定です。
また、パソコンがない方でも利用できるよう公的機関への端末設置も予定されています。

◇マイナポータルのセキュリティ
なりすましにより特定個人情報を搾取されることのないように、利用の際は個人番号カードのＩＣチップに搭載される公的個人認証を用いたログインが採用されています

◇マイナポータルの検討中の業務
現時点では未定ですが、将来的には様々な機能を載せていくことが検討されています。
その中の大きなものとして、手続きのワンストップ化です。
現在、行政機関などの手続きにおいて、同じ手続きを複数の機関に行わなければならないことがあります。
このようなケースにおいて、マイナポータルで手続きをするだけでよくなるというものです。
マイナポータルで手続きされた情報が、その情報を申請する必要のあるすべての行政機関へ連携されるサービスの実現が検討されています。