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キャッシュ・フロー経営セミナー会社を潰さないために資金繰りをマネジメントする1

15.08.17 | コラム

今月より植田ひでちか税理士事務所でスタッフとして働くことになった野池宏明と申します。
よろしくお願いします。

「キャッシュ・フロー経営セミナー会社を潰さないために資金繰りをマネジメントする」というセミナーに参加させていただきました。 
経営者に必要な資金繰りやキャッシュ・フロー経営について基本的な部分を学んできました。
お役に立ちそうな情報がありましたので、何回かに分けて記事にさせていただきますのでよろしくお願いします。


・資金繰り表の基本
「キャッシュ・フロー経営セミナー会社を潰さないために資金繰りをマネジメントする」というセミナーに参加させていただきました。
その中でお役に立てそうな情報がありましたので、何回かに分けて記事にさせていただきますのでよろしくお願いいたします。




まずは、資金繰りの基本です。
損益計算書と資金繰りの違いはわかりますでしょうか?
よく「勘定合って銭足らず」という言葉があるように、いくら利益を出していても資金が不足すれば即倒産という事態になります。

これをスポーツに例えると、
損益は「野球」
資金繰りは「ボクシング」
になります。

損益は、一度赤字を出しても取り戻すことができます。(野球は9回まで逆転できるチャンスがありますよね)
資金は一度不渡りをだせば取り返しがつきません。(ボクシングも一回の失敗で負けることがあります)

資金繰りの悪化の理由はいろいろとあります。
金融機関の貸し渋り以外に、経営努力の不足、売上げの減少、保証人を引き受けるといった過失や放漫経営などが続いて、資金が不足など数えればきりがありません。
これらの理由があったとしても、当面の間の資金が調達できれば、その間に経営の体制を建て直していくこともできるのです。

逆説的言い方になりますが、例え赤字であったとしても資金繰りさえつけば倒産することはありません。
事実、何年も赤字を出している企業はあります。
しかし、資金繰りがついていれば存続することができています。
(黒字会社であったほうが、資金繰りがしやすいという部分は考慮しなければいけませんが・・・)

このように、資金繰りの大切さは、経営者であれば大切にしなければいけないことなのです。

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