大学生と断捨離(就職前に覚醒したい意識)
15.10.17 | 断捨離
この秋より日本大学において断捨離が選択履修科目に取り入れられました。
履修科目名は【断捨離とメタ認知】
授業を務めるのは断捨離提唱者のやましたひでこ。
先日、その講義に助手として参加してまいりました。
3、4年生が受講可能のこの講義。
これから社会へと踏み出す若者たち。
出だしから・・・若者たちは思考力の欠如を痛感させられるのでした。
そして・・・彼らは働くことについて、深く考えることになるのです。
あなたが従業員、社員採用でのポイントは何ですか?
100人は入るであろうかという教室に
この講義の受講登録学生は22名。
講義開始の合図とともに
駆け込んでくる学生。
講義開始前、講師のやましたに一通の書面を手渡す学生。
「内定をもらいました、ここに記載をお願いします。」
「この会社で働くのですか?」
「いえ、第一希望ではないので。」
就職活動中の学生たち。
内定を何社いただき、それこそ選択と決断、その仕事を引き受ける覚悟で
入社していくのだろう。
しかし、しかしなのだ。
どうも引っかかる。「第一希望ではないので」
厚労省発表の平成23年3月卒(大卒)の三年後離職率は32.4%。
10人に1人は離職しているという計算だ。
もちろん、選択の自由。やめるのも自由。
与えられたことをこなし、評価されてきた学生たち。
学生たちは、就職をどう捉え、社会に踏み出そうとしているのだろう?
断捨離のセミナーも講習会・研修も、そして講義授業も。
その場に集う人で作り上げていくもの。
断捨離とは思考のさび落とし。
停止している思考、活動の取戻し。
なぜその会社を選択し、その会社でどんな仕事をしたいのか?
考えてみようと。
学生に問います。
「あなたがその会社を選んだ理由は?」
皆さんならばどのような答えを求めますか?
学生たちは考えます。
そうですね、働く意義を深く考察することもなかったのかもしれません。
ここでは御社の将来性なんて通用しません。
そして更に問います。
「職業と仕事の違いは?」
少しずつ「考える」回路が動き出すころ、
単語がポツポツとではじめます。
はじめは遠慮がちに。しだいに口ぐちに。
働くこと。
職業と仕事。
職業が夢だと答えた学生。 仕事は現実だと答えた学生。
断捨離ではジャッジしないので。 どれも間違いではなくて。
でもここは【断捨離とメタ認知】の講義。
認識階層をもっと上げてみようか。
もっと抽象度を上げて、もっと考えてみようか。
一言でいえばなんだろう?
職業とは・・・手段
仕事とは・・・目的
そして目的はアップデートされていくもの
一つ達成すれば、またひとつ。
就職という手段が目的になって、終わっていないだろうか?
仕事とは、人生の目的とは?
職業を通して、何をしたいと、成し遂げたいと学生たちは
考えているのだろう。
本来の授業に入る前に、すでに頭はフル回転モードに。
学生に問いかける。
「究極の目的は何ですか?
仕事はたやすいことではありません。
日々、キツイ、つまらないことばかりかもしれません。
目的を忘れると日々の行いがつまらなくなります。
手段の必要性を忘れます。
きつくて、つまらない、給料が安くて、面白くない、
そう感じることにもやることに意味があるのです。
あなたの人生の究極の目的は何ですか?」
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やましたひでこ公認 断捨離トレーナー こばやしりえ
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