有限会社 サステイナブル・デザイン

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五輪の記録と記憶

16.08.25 | オトク情報

リオ五輪、閉幕しました。
メダルの合計獲得個数は、日本は過去最多の41個。
「記録」としては、そういうことになりますが、
「記憶」に留めるとしたら、何でしょうか?

ラグビーファンの私としては、やはり、、、
7人制ラグビーで日本代表がNZ代表を撃破!
そして、
100m×4人リレーで日本チームが銀メダル!

起きそうもないことが起きた!という感じで、サプライズです。

女子レスリング伊調馨選手が4大会連続金メダル!
体操内村選手が大逆転で2大会連続金メダル!

陸上短距離ボルト選手が3大会連続3金メダル!
水泳フェルプス選手が金5銀1を加えて合計28個のメダル記録樹立!

真の実力者は、やはり、やるときはやる、レベルの違いを
まざまざと見せつけられましたね。

柔道日本、全階級でメダル獲得!
シンクロ日本、復活の銅メダル!

競技団体・指導者・選手、一体となった努力が実を結びました。

個々に挙げていけばきりがないですが、、、
一番印象に残ったのは、指導者の力です。

象徴的なのが、男子柔道の井上康生監督。

試合後のコメント、帰国会見で、
監督は選手を信じ、選手は監督に感謝する、
素晴らしい関係性が伝えられました。

女子レスリングの栄和人監督が
肩車されたり、投げられたりするのも、
信頼関係の別の表れに違いありません。

そして、普段は見ない競技を、見るともなく見ているうちに
徐々に引き込まれ、
「どうしてそんなことができるのか?」
と思うことも多々ありました。

タカマツペアが金メダルに輝いたバドミントン。
男子団体銀メダル、女子団体銅メダルの卓球。

こちらは球筋を目で追うだけでもやっとなのに、
瞬時に反応して超高速ラリーやら、フェイントやら織り交ぜて。

新体操は、スローの再生で、やっと、何をどうやっているのか
わかるくらいでした。

どの競技でも、勝った選手も負けた選手も
4年に一度の大舞台に向けて、どれだけの努力を
どれだけの選手が積み重ねてきたのか。

日頃の鍛錬の深さがジワジワと感じられました。

冒頭「サプライズ」と書いた、7人制ラグビーや100m×リレーも、
実は周到な準備と訓練のたまものであって、
当事者には必ずしもサプライズではなかったのでしょう。

選手には、「土管」を通る近道はなし!

団体・選手によって成否の差はあり、
悲喜こもごもですが、、、

大きく高い目標を何年か先に置き、
競技団体と指導者と選手が一体となって
競技力の向上に取り組む。

競技団体=会社
指導者=経営者
選手=社員
競技力=業績

と置き換えれば、中期経営計画の立案・実行と同じですね。

4年後の東京オリンピックも楽しみですが、、、
ご自身の会社・ビジネスの4年後の楽しみな姿を
描くとしたら、どうなりますか?

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