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記事一覧
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- 16.05.16 | 所長メルマガ
- 二兎追うものは一兎も得ず?
- 経営者に限らず、集団のリーダーあるいは管理者に必要な資質の中で重要なものの一つに「決断力」が挙げられます。この決断力は先天的なものではなく学習(経験)で身に付けることが可能です。合理的な情報を収集し、優先順位を付け、やるかやらないかを決める。これを数多く、しかも早く行うトレーニングを積めば決断力がついてきます。判断力+責任感 が 決断力と考える人もいますが、役割に応じた責任しか取れないものですから、ここでは日常の決断に限定します。「二兎追うものは一兎も得ず」と言いますが、やりたいことが複数ある場合、一つに絞って あとは諦めるのが正しいものでしょうか?
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- 16.05.16 | 書籍・イベント等の紹介
- 稲盛和夫著『京セラフィロソフィー』がオーディオブック化されました
- 稲盛和夫著『京セラフィロソフィー』を読まれた方も多いと思います。優れた経営哲学・理念の解説書として読む価値は十分だと思います。しかし、「フィロソフィー手帳」の項目・解説から引用に講話を加えたスタイルが内容的にやや堅く感じられること、さらに本の厚さから 読み終えていない方もいらしゃるかもしてません。
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- 16.04.18 | 所長メルマガ
- 強みを活かして仕事をやっていますか?
- 自社の強みについて問われた場合、すぐに自信を持って明確に答えられる経営者は意外に少ないようです。中小零細企業からすると、一部の者を除いて大手に対抗できるような強みはなく、大手がやらない 手間が掛かる割に儲けの少ない分野で、何とか生存できているのだと言うかもしれません。事業経営に関わっていない人から見ると、勝てる見込のはっきりしない処で試合を行っているようで納得し難いと思います。そうすると、強みが分かっている人はそれを活かす戦略を行い、長期的に見ると成功することが多いはずです。
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- 16.03.22 | 所長メルマガ
- 価値は正しく伝わっていますか?
- 商売をやる上で経営者が最初に取り組まなければならないことは商品力を高めることです。売る商品や提供されるサービスが価格から考えて、お客様の期待する価値よりも低ければ、取引は成り立ちません。巧みな営業で買っていだいても、詐欺まがいであり長くは続きません。だから良い商品を探し出し、あるいは創り出していかなければなりません。しかしながら高品質であらばお客様が買ってくれる時代ではないことは分かっています。機能や用途を絞りこんだ低価格商品が良く売れていたり、超高級品もそこそこ売れる。しかし、日本が得意だった高品質の普及品が以前ほど売れなかったりする事例など聞くことも多いですね。100円ショップの商品でも結構使えるものは数多いです。
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- 16.02.15 | 所長メルマガ
- 掃除や整理整頓で業績が改善する!?
- そうじや整理整頓を徹底すると運気が上がるとか利益が出るようになると言われます。経営者自らがトイレ掃除を行ったり、社員が事業所周辺の他 近隣の駅前の清掃を行う企業もあります。つぶれかけた会社が立ち直った話を聞くこともあります。そうなると、理由も分からず、掃除の徹底を社員に強要する経営者も出てきます。確かに業績が好転する場合もあります。これは正しいやり方なのでしょうか?。
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- 16.01.18 | 所長メルマガ
- 売上増加が全てを好転させる!?
- 会社の利益を多くするには、売上を増やすか経費を減らすか(あるいはその両方)です。一般的には経費節減の方が易しいので、こちらが優先して実行されます。大手企業は、中小零細企業よりも営業力がありますので、利益が少ない場合はムダな経費が多い状態ですから経費節減で劇的に改善出来る場合が多いのです。リストラ(人件費削減)で 立ち直った事例は良く聞きます。これに対して、中小零細企業はもともとムダな経費は、ほとんど使っていません。赤字になるからと言う理由で、営業経費の一部を社長が自腹で負担している会社もあります。また、高給取りの余剰人員などいませんので人を減らせば、販売や生産も大きく減少します。だから、経費節減はあまり効果がないのです。特殊な技能により売上のある会社が、放漫経営で状態が悪いなどは滅多にないからです。
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- 15.12.14 | 所長メルマガ
- 思考は現実化する!?
- 自己啓発本などでよく言われています。一時期流行った「引き寄せの法則」もほぼ同じことだと思われます。自分が欲しいものや、成りたい状況を強く願うと、人は無意識レベルで五感をフルに使い、求める情報を検索し、アクセスし易くなります。街を車で移動していて、普段見えていなかった薬屋や郵便ポストが必要な場合に、見えてくる経験は多くの人が持っているでしょう。当然、周りの人に声を掛けていれば、情報は集まり易くなります。外国の実験ですが、無作為に選んだ見知らぬ人物にアクセスするのに、平均で8名の人を間に介すれば たどり着けるとのこと。だから、夢は多くの人に語った方が良いのです。
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- 15.11.16 | 所長メルマガ
- 思考を限定させるとビジネスは有利になる!?
- 話し方の本の中でよく「オープン・クエスチョン」と「クローズ・クエスチョン」が紹介されています。オープン・クエスチョンとは、自由に答えられる質問のことで、「〇〇についてどう思いますか?」など 聞き手が答えを制限出来にくいものです。相手の発想や思考を広げることを意図して使われることもあります。これに対して クローズ・クエスチョンは、「はい」「いいえ」で答えられる質問です。ビジネスでは忙しい人に用いることが奨励されるようです(指示・確認など)。
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- 15.10.13 | 所長メルマガ
- 中長期経営計画は必要ない!?
- 中小零細企業の経営者は日々の業務に負われ、経営計画を作成していない方も多いようです。社員が少なければ、社長の頭の中に有ればそれでも良いでしょう。計画を作らない方の言い分は、①零細企業は景気や周囲の環境の影響を大きく受けるので予測が困難 ②誰にも公表する必要がない ③融資のためのツールとして必要な時のみ専門家に依頼する ④計画に縛られ自由な活動が取りづらくなる ⑤作成すると、いつも計画を下回り自信が無くなる などが挙げられます。
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- 15.09.12 | 所長メルマガ
- 異業種とのコラボは成功しない!?
- 今日では大手だけで無く中小企業も色々な商品やサービスなどで異業種とのコラボが珍しくありません。雑誌、新聞などでその成果である面白い製品などよく紹介されたりします。しかしながら、ほとんどがいつの間にか話題にも上がらなくなり消えて行きます。経営セミナーなどで異業種交流を積極的に行うことが奨励されますが、交流会などで名刺交換は行っても 実際に仕事に結びつくことは希です。なぜうまくいかないのでしょうか?
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