新着記事
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- 22.06.15 | 所長メルマガ
- 何故、中小零細企業なのに「弱者の戦略」は多用されないのか!?
- ランチェスターの法則から導き出された「弱者の戦略」は中小零細企業にこそ有効なはずだが、実際それほど意識して用いられていないようです。4月に取り上げた絞り込みも「弱者の戦略」に含まれます。その理由を考えてみましょう。
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- 22.05.17 | 所長メルマガ
- 基本基礎をしっかり固めるのが優先!?
- 新人の教育で手を焼いている方は多いようです。慢性的な人手不足のためか、企業が採りたい人がすぐに見つからない。そこで、即戦力の期待ができない未経験者等の採用が多くなる。もちろん教育の効果はすぐに現れない。悪いことを強めに注意しただけで辞める者もいる。それでも教育訓練は必要だ。以前より学歴の善し悪しについて言われることは少なくなっている。それでも、上場会社社長経験者が、一流大学出身者に優秀な社員に育つ者が多いと発言したりもする。そんな訳で中小零細企業に素質と意欲がある優秀な人材が入社する可能性は極めて低いと言える。
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- 22.04.13 | 所長メルマガ
- 何故絞り込みが出来ないのか!?
- 中小零細企業は、大手に比べ「人・もの・金」の全てで弱い。だから、商品・分野・地域などをなるべく絞り込んだ(特化すること)ほうが良いと言われる。そうであっても中々実行されないのは、それなりの理由があるからだろう。これについて考えてみよう。
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- 22.03.16 | 所長メルマガ
- 継続は力なり!?
- 似たような意味の言葉に「石の上にも三年」と言うものもあります。新たなことを始めるには大変なエネルギーが必要な場合が多く、成果がハッキリする前に止めてしまうことがあるので、それを戒める意味で使われていると思います。これが正しいものか、また、その理由を考えてみましょう。
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- 22.02.16 | 所長メルマガ
- 目的を持って数値を比較しよう!
- 普段は不摂生である人が健康診断の直前に調整を行い、検査結果でかろうじて可と判定され安心すると言う話しがある。会社の業績の善し悪しを見る場合、決算や月次等の財務諸表を用いて行う。もちろん数字に表れない部分も多少はあるはずだが大抵は問題無い。決算で赤字が二期続くと金融機関等の評価が下がると言われているので、減価償却費を計上しなかったり、在庫を増やしたり、買掛金や未払費用の計上を減らしたりして利益を出すことがある。いわゆる粉飾決算である。中小零細企業は株主と経営者は大抵同じ(同族会社)だから問題とならないことが多い。