TFSコンサルティンググループ/TFS国際税理士法人 理事長 山崎 泰

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ファイナンシャル・プランナー花輪陽子のシンガポールたより vol.36

21.07.12 | 経営全般

■ 黄金の家計比率50/30/20ルールとは
 世界共通の家計管理術

こんにちは。
シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子
です。

世界的に有名な「50/30/20」のルールを
ご存知でしょうか。


手取り収入の50%を生活必需品に、
30%をご褒美支出に、
20%を貯蓄に充てるというシンプルなものです。
 
例えば、月の手取り収入が24万円の場合、
その50%にあたる12万円を住居費、光熱費、通信費、交通費などの生活必需品に、
30%の7万2000円を外食費や娯楽費や趣味などの娯楽費支出に、
20%の4万8000円を貯蓄や奨学金の返済等の借金返済にあてるなどです。

実家ぐらしの場合は生活必需品に50%もかからない場合も
ありますが、将来独立することを考えると、余った分は
貯蓄にまわして将来の準備をしたほうが堅実でしょう。

「家賃30%ルール」「50/30/20予算ルール」
両方を考えながら家計管理をしてみると、
ずぼらの人も家計を回しやすくなります。
なぜなら、固定費を十分に節約しておくことで、
余剰資金が生まれる
からです。
 
娯楽費などは景気動向に合わせて自分で調整をしやすいです。
例えば、家賃をすぐに下げることは難しいですが、
娯楽費に関してはコロナで外食を控えて減った、
パーティードレスなどを利用する機会が減ったなど流動的だからです。
 
そのため、家賃、光熱費、通信費、交通費等の生活必需品に関しては
十分に節約対策を立てることが重要です。
電力プランや携帯電話の契約プランを見直す、自動車を保有するかどうかを念入りに
シミュレーションをして選択をするなどが考えられます。
 
この分け方の場合、自炊に関しては生活必需品に当てはめ、
外食・交際費に関しては娯楽の方に当てはめると分かりやすいでしょう。
常にお金を使う際に「生きていくのに必要?」かどうかを自問してから使うとよいかもしれません。
 
いかがでしょうか。
「50/30/20ルール」のように大きなところをしっかりと抑えておけば
日々1円単位の小さな節約はそれほど必要がなくなります。

節約は大きなところから行うようにしましょう。

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★プロフィール★
花輪 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)CFP®認定者。
「ホンマでっか!?TV」などテレビ出演や講演経験も多数。
公式ホームページ http://yokohanawa.com/
twitter: @yokohanawa
facebook: https://www.facebook.com/yokohanawa
書籍 
『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』 (講談社+α新書) 
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