相続事例シリーズ パート6(30年以上前の銀行口座)
17.07.03 | ビジネス【相続】
毎週ご覧いただきありがとうございます。以前配信し、ご好評いただいておりました相続事例シリーズを配信していきます。株式会社江口経営センターグループで、相続手続を専門に行っている「相続手続センター新潟」が体験した事例等交え、提供していきます。
木村さん(仮名)はご主人を亡くされて、相談に来られました。ご主人は個人事業主でしたが、奥様に仕事の状況や資産の事を話していませんでした。
奥様はまず、どこの金融機関を利用しているのか、貸し金庫がどこにあるのかを確認するため、ご主人の事務所を訪れ、事務員の方に確認を行いました。その情報をもとに鍵の束や金融機関の通帳を発見できました。
その中には30年以上前の信用金庫の通帳と出資金がありました。信用金庫へ問い合わせをすると、管理の基幹システムがこの30年の間に3度以上変わっていて、窓口では確認が出来ないとのことでした。その後、本店管理部などと連絡を取りながら進めて、出資金と通帳の残金と配当と利息を30年分受け取ることが出来ました。
古い休眠口座の出金には時間がかかり、相続手続きが煩雑になります。生前に保管場所を明確にし、少しでも整理しておくことが、残された家族のためとなります。
相続手続支援センター新潟より
新聞等で話題のエンディングノートの販売も行っております。また相談は初回無料で行っておりますので、お気軽にご連絡ください!!
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