相続事例シリーズ パート8(作れなかった公正証書遺言・・・)

17.08.01 | ビジネス【相続】

毎週ご覧いただきありがとうございます。以前配信し、ご好評いただいておりました相続事例シリーズを配信していきます。株式会社江口経営センターグループで、相続手続を専門に行っている「相続手続センター新潟」が体験した事例等交え、提供していきます。

木村さん(仮名)は半年ほど前に病気であることが判明し、お姉さんから生活支援を受けていました。

お姉さんからのご相談で木村さんのご自宅に伺いました。木村さんより、遺言を作成したいとのお話がありましたが、入退院を繰り返しており体調は思わしくない状態でした。そのため、公証人役場から出張してもらい、公正証書遺言の作成をご提案しました。木村さんは未婚で子供もなく、ご両親も亡くなっているため相続人はお姉さんと弟さんの二人です。木村さんは、お姉さんに8割以上の財産を相続させたいというお気持ちでした。

必要書類を揃えて公証人に遺言(案)を作成してもらい、公証人に出張での遺言作成日の予約をとりました。しかし、その前日に木村さんはお亡くなりになりました。

お姉さんからその後、木村さんの相続手続きの依頼を受けたのですが、もう一人の相続人である弟さんは他県に住んでいて日頃からお姉さんとの仲が悪く遺産分割協議は難航し、合意が得られるまでに半年以上もかかりました。

この事例では、病気で体調が思わしくない方が、遺言などの作成をしたい場合には特に手続きを早く進める必要があること、また、相続対策を始めるのは、早ければ早いにこしたことはないと改めて深く感じました。

 

相続手続支援センター新潟より

新聞等で話題のエンディングノートの販売も行っております。また相談は初回無料で行っておりますので、お気軽にご連絡ください!!

相続に関する手続きや相談などホームページも開設しておりますので、下記のURLより、ご覧になって下さい。

 http://www.souzoku-niigata.com/

 

お問い合わせは石原までお願いします。

0258-35-3146

ishihara@eguchikeieicenter.co.jp

TOPへ