相続事例シリーズ パート10(不動産ばかりの相続財産)

17.09.19 | ビジネス【相続】

毎週ご覧いただきありがとうございます。以前配信し、ご好評いただいておりました相続事例シリーズを配信していきます。株式会社江口経営センターグループで、相続手続を専門に行っている「相続手続センター新潟」が体験した事例等交え、提供していきます。

Mさん30代が父親が亡くなったとの事で相談にみえられました。Mさんの父親は、多くの土地を所有していました。

Mさんからご依頼をいただき、財産評価を行ってみると、父親の相続財産が相続税の基礎控除額以上あり、2,000万円の相続税が発生する見込みである事がわかりました。しかし、Mさんには2,000万円を支払うだけの預貯金がなく、Mさんの父親も預貯金がほぼありませんでした。又、父親は生命保険にも加入していなかったため、相続税を払う資金がどこにもありません。

Mさんと相談した結果、まず銀行へ行き、借入の審査を行いました。しかし、審査が通らず、銀行借入は不可能となりました。次に不動産会社へ行き、相続した父親の土地を売却したいと相談をしました。しかし、買い手は見つかりませんでした。最終的に税務署へ相続税延納の手続を行い、それが認められたため、延滞利息を払いながら、毎月数十万円の返済をしていく事になりました。

もし、父親が元気なうちにご相談いただき相続対策をしていたら・・・もし、父親が生命保険に加入していたら・・・

そうしたら、Mさんの相続手続はもう少し楽になっていたかもしれません。

 

相続手続支援センター新潟より

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