TFSコンサルティンググループ/TFS国際税理士法人 理事長 山崎 泰

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どんな会社、どんな小さな相談をも断らない!~いつかは必ず、答えを出さなければならない「事業承継」~

18.11.15 | 税務・会計

上場会社でもあるフィンテックグローバルが、
中小企業等も含めて、「どんな会社、どんな小さな相談をも断らない!」との方針を掲げて、
中堅・中小企業の味方のようなM&A子会社を設立・・・

「非上場企業の味方としても、是非とも協力してほしい!」
数か月前、そんな依頼を受けたとき、
非上場の中堅・中小企業の数多くの顧問先経営者とともに、雨の日も風の日も歩み続け、
顧問先の「上場の日」も「廃業の日」も、ともに苦楽を見続けてきた職業会計人として、
深く感じ、共鳴するところがありました。

ここ数年、自社セミナー開催等は控えていたのですが、強く意気に感じ、思うところがあり、
毎月のように「事業承継」「M&A」セミナーを、力を入れて各地で展開し始めました。

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■ 「どんな会社、どんな小さな相談をも断らない!」

上場会社でもあるフィンテックグローバルが、中小企業等も含めて、
「どんな会社、どんな小さな相談をも断らない!」との方針を掲げて、
中堅・中小企業の味方のようなM&A子会社を設立・・・

「非上場企業の味方としても、是非とも協力してほしい!」
数か月前、そんな依頼を受けたとき、
非上場の中堅・中小企業の数多くの顧問先経営者とともに、
雨の日も風の日も歩み続け、顧問先の「上場の日」も「廃業の日」も、
ともに苦楽を見続けてきた職業会計人として、
深く感じ、共鳴するところがありました。
 
ここ数年、自社セミナー開催等は控えていたのですが、
強く意気に感じ、思うところがあり、
毎月のように「事業承継」「M&A」セミナーを、力を入れて各地で展開し始めました。
 

■ 「誰でも」「いつかは」「必ず」来る・・・“事業承継”問題

私の作成するパワーポイントは・・・
参加されている経営者の皆さまへ、こんな問いかけをするところから始めます。
 
でも」
いつかは」
必ず」来る
事業承継問題“
 
あなたは、今の事業を、将来どうしますか?


■ 今、行っている“事業の出口”は5つ・・・

突き詰めていくと、今、皆さまの行っている事業の出口は5つに集約されるのです。


 
それぞれのメリット、デメリットなども語りながら、
自社株式の非課税贈与など、特例事業承継税制の使いみち、M&Aの様々な手法等々、
参加者のニーズに合わせて、具体的な事例を交えながら、講演を進めていきます。


■ 世にいう“無料セミナー”とも異なり・・・

先日11月10日も、土曜日の朝9時から、
全国から上京された熱心な印刷業界幹部の全国協議会の席で、
「事業承継」「M&A」の講演。

セミナー講師というと、
「フロント商品」として無料セミナーを開催して、
「バックエンド」に本丸の商品ラインナップをそろえて、
ビジネスに活かしていく・・・
なにか、そんな動線づくりのようにも思われがちですが、
前のめりの成長を目指しがちな、若かりし頃ならともかく、
私自身、しばらくぶりで各回の講演に立つだけに、
そんな狭い了見では、毎回、これだけ熱い気持ちにはなりません。


■「社長」のまま「代表取締役」のまま・・・他界した親父

講演ではいつも、こんな私の失敗談を語ります。
私自身の、事業承継への思いを、自らの反省とともに・・・ 

70歳で入退院を繰り返し始めた亡父。
昭和30年代に、印刷業を創業。
高度成長とともに生きてきた父、仕事がまさに生きがいだった父、
だから息子として親父を、「社長のまま」「代表取締役のまま」見送りたかった。
願わくは、それを支えに、一日でも長く、生きていて欲しかった。
 
息子へといえども、仮にそれを取り上げて譲ってしまったら、瞬く間に
「社会での位置づけ」
「心の張り」
「生きがい」を失ってしまって、生きる気力が失せてしまうのでは。。。
こんな恐怖心もいっぱいだった。
 
そんな思いで、病院も電話のある個室に・・・
起き上がれず、誤嚥を防ぐため喉からチューブを入れたままの父に・・・
電話など取れるはずもない、起き上がることも、言葉も出ないのだから・・・
でもそうすれば少しでも長生きしてくれるのではないかと、勝手に思いこんだまま・・・
 
「社長」のまま「代表取締役」のまま、
一度たりとて、ベッド脇の電話を取ることもなく、
父は73歳で他界。
息子たる私は、当時38歳。
自分のために忙しく飛び回るだけで、まったく身勝手な息子。
父を支え続けてくれた印刷会社の社員さんのことを、どれだけ真剣に考えていただろうか。。。

                       
■ 事業承継など、語る資格がないのでは・・・
 
特例事業承継税制、自社株式を非課税で贈与できる旨等々、
講演では、熱っぽく語りながらも、
当時の自身を振り返って、あまりにも逆のことをしていたことに、
この場で語る資格など、ないのでは・・・
こんな自戒の気持ちがこみ上げてくるのです。
 
だからこそ、目の前で熱心に聞いていただける皆さまには、
同じ思いをしていただきたくないのです。。。


■ 考え始まるのに、早すぎることはない!

いつか必ず答えを出さなければならない「事業承継」

事業承継者が「身内」であろうと「役員・従業員」であろうと・・・
「第三者」に事業譲渡(M&A)することになっても・・・
どんな道になろうとも、

事業をしている限りは、廃業でもしないかぎりは、いつかは答えを出さなければならない。
だから、考え始めるのに、早すぎることはない!

自身の経験も顧みつつ、
説得力のある「事業承継」支援を展開していきたいと思っています。
 

平成30年(2018年)11月
              山  崎  泰 


◎ホンネで綴る『山崎 泰 “ズッこけ”デイリーブログ!』
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