相続事例シリーズ パート31 妻の知らない実家の不動産

21.06.14 | ビジネス【相続】

毎週ご覧いただきありがとうございます。ご好評いただいております相続事例シリーズを配信していきます。株式会社江口経営センターグループで、相続手続を専門に行っている「相続手続支援センター新潟」が体験した事例等交え、提供していきます。

夫を亡くした妻Cさんが相談に来られました。

Cさん夫婦には子供がいなかったため、相続人はCさんと夫の兄弟ですが、兄弟が全員亡くなっていたため、甥姪が相続人となりました。

遺産は、家とわずかな預貯金で、Cさんの今後の生活のことを考えて、すべてをCさんが相続することで、話し合いが持たれ、基本的には合意しました。

しかし、相続人の一人から、「夫の両親の相続のときに、甥姪と共有で相続した不動産があるはずだ」という話になりました。

Cさんには、何のことかわからなかったのですが、不動産の所在を聞いて、調べてみると、確かに夫と甥姪の共通持分の不動産がありました。

先祖代々から続いている、田畑と山林の土地でした。

結局、この共有持分のある不動産は、甥姪が相続することになりましたが、Cさんは知らない不動産が出てきたことで、大変驚かれていました。

 

このように、自宅以外にも不動産、特に他府県などにお持ちの場合は、配偶者であっても知らない場合がありますので、注意が必要です。

特に、亡くなった方のご実家の付近では、以前に相続した土地があるかもしれません。

エンディングノートなどで生前に自分の財産を書き出しておく、又は、事前に家族の方にきちんと話をしておくなどを行うことで、残された家族の負担を少しでも軽減することができたでしょう。

 

 コロナ禍で、外出自粛などで不便を強いられている方も多くいらっしゃると思います。そんな今だからこそ、ご自身や家族のこと、相続のこと、考えてみてはいかがでしょうか?

お気軽にご相談ください。

 

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