第一回相続事例シリーズまとめ
15.05.04 | ビジネス【相続】
本日はこれまでの事例の内容をおさらいし、相続で困らないようにするためのポイントを解説します。
第1回:「亡くなった後にわかる父親の思い」
内容:離れて暮らしている子供たちが、父親の思いを後に知ることで、気持ちを
一つにし、相続を乗り越えることができた。
https://mi-g.jp/mig/office/article/id/3813?office=GFWy5jUrjAQ%3D
第2回:「伝わった思い。エンディングノートの効用」
内容:エンディングノートがあったことにより、相続財産調査がスムーズになったこと、また故人の思いが伝わり、協力できたこと、故人の思い残してきたことを果たせた。
https://mi-g.jp/mig/office/article/id/3867?office=GFWy5jUrjAQ%3D
第3回:「遺言によって寄付された美術品」
内容:遺言があったため、スムーズに手続きが進み、故人の思いが相続人みんな
に伝えることができた。
https://mi-g.jp/mig/office/article/id/3974?office=GFWy5jUrjAQ%3D
第4回:「遺言書があるがために困ったことに!」
内容:父親が亡くなり、遺言書があったが、相続人である子供たちの実情にそぐわない内容で、難航の末、遺産分割協議をして相続をした。
https://mi-g.jp/mig/office/article/id/4022?office=GFWy5jUrjAQ%3D
第5回:「家族のことを思って準備したのに」
内容:亡くなった父親が生前に、財産リストを作って長男に託したが、実在がない財産が記入されていて、それが元で相続が揉めてしまった。
https://mi-g.jp/mig/office/article/id/4149?office=GFWy5jUrjAQ%3D
第6回:「諦めないで探してよかった」
内容:亡くなった母親の財産調査において、書類が整理されてなく、何がどこにいくらあるのか、調べるのに非常に手間取った。
https://mi-g.jp/mig/office/article/id/4208?office=GFWy5jUrjAQ%3D
以上の内容で、事例をお送りしてきました。ここまでのポイントをまとめると、
・相続は、財産を引き継ぐこと、だけではなく、気持ち・思いを伝える(継承する)ことも重要である。
・遺言書・財産目録作成など、生前対策でできることは多くあるが、家族などの相続人の生活などの状況を加味しない、また財産状況の確認が曖昧であったりすると、余計混乱を引き起こすことになるので、十分に検討し、調べて行うことが重要である。
・相続は、誰が何を引き継ぐか決めたら(遺産分割協議)、財産・契約の名義変更をしなければいけない。手続きでは、何が・どこにあるかを把握しなければいけない。無用な労力と時間をかけないために、元気なうちに整理しておく、後でわかるように、エンディングノートなどに書き残しておくことが重要である。
伝えること・家族を思うことが大切である、と事例から感じていただければ、と思います。
相続は、家族の関係に始まって、家族の関係に終わる、と考えております。
気持ちを一つに、協力し合い、互いを大切にしていけば、不安なこと・わからないこと・面倒なことなど、一つ一つ解決していけると思います。
お送りした相続事例シリーズは、いったんお休みにします。
次のシリーズをお楽しみに。
相続シリーズバックナンバー一覧
https://mi-g.jp/mig/office/category/id/848?office=GFWy5jUrjAQ%3D
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