TFSグループ/TFS国際税理士法人 理事長 山崎 泰

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女性の方が浮気しやすい??? ~『ジェンダー理論』を経営に~

16.06.14 | 経営全般

■ タイトルを見ただけだと、怒られてしまいそうですが。。。

タイトルを見ただけだと、女性の皆さまには、怒られてしまいそうですが・・・
決して、そんな不埒な内容ではありません。ご安心を。
今月は、ジェンダー(性別)の違いを、顧客開拓や顧客維持等の経営戦略に活かせないか!? を考えてみたいと思います。


■ TBSテレビ「林先生が驚く初耳学!」

5月22日放送、TBSテレビ「林先生が驚く初耳学!」は、とても興味深い内容でした。
美容室、美容学校、エステサロン、飲食店舗等々、接客をともなうクライアントとの打ち合わせが、ちょうど短期間のうちに続いたこともあり、「どうすれば、リピーター率が上がるだろうか?新規顧客開拓につながるだろうか?」を、考え続けていた時期だけに・・・
男性客と女性客の違いに焦点を当てるテレビ番組を、ふと体ごとのめり込むような感じで見つめていました。

(つづく)

■ 男性美容専門店が急増中・・・その理由、林修先生、知ってた?

美容室の最新トレンド!男性美容専門店が急増中!というキャッチで、番組スタート。

六本木ヒルズはじめ、今年だけで3店舗もの男性専門美容室を新規オープンしたケースを紹介しながら、
「なぜ、男性美容専門店が急増しているか? 林修先生、その理由を知っていますか?」という内容。

私自身は、美容師は男性にカットだけのサービスはできない?!?
理容師は、女性にパーマをかけてはいけない?!?
理容師と美容師は、一緒に働いてはいけない?!?

そんな前近代的な、嘘のような本当な、若い世代にはにわかには信じがたい。。。
そんな長年の岩盤規制の象徴のような、理容と美容の古い垣根が取り払われたから・・・
と、心のなかで勝手に思っていました。

さすがに、私の浅知恵のような答えが、人気番組の正答であるはずもなく・・・
実は、まったく異なる理由でした!


■ 「浮気」度合!? 男女で9倍もの差

男性美容専門店が急増中なのは、男性と女性の行動心理、いわゆる「ジェンダー」の違い

男性と女性では、リピーター率、来店頻度などに大きな違いがあるのが、
男性美容専門店が急増している理由だというのです。

番組によると・・・
男性のほうが、いったん美容室を気に入ったら
「なかなか変えない=浮気しない!」という特性があるとのこと。

番組では、街頭インタビュー形式の実態調査も行われていました。
調査によると、ここ3年間で美容室を変えた回数は、
女性が平均8.2回なのに対して、
男性は平均0.9回
男女で、9倍もの差!!

女性のなかには、クーポンの初回割引を使って美容室を渡り歩いたり、
3年間でなんと10~20回、ほとんど毎回美容室を変えている猛者(猛女?)も。

男性のなかには、10年間変えていないというインタビューでの返答もありました。 

ちなみに・・・
美容室の年間利用回数は、男性5.9回女性4.9回
カットの平均時間は、男性28分女性54分


■ 俺より先に死ぬなよ。。。

そういえば、かくいう私も、
大学生時代から、カットしてもらっている美容師は、30年間、ひとりだけ!!!

彼が、渋谷の美容室で売れっ子だった頃、友達に紹介されて通い始めたのが、なんと30年も前。
年齢も同じ、誕生月も1ヶ月違いということに加えて、
彼が独立したのと、私が地方議員に初当選したのも同じ年。
彼の結婚式でスピーチまでさせてもらったくらいの間柄。
今では、当社の大事なクライアントにも。

「僕が動けなくなったら、自宅までカットしに来てね」
「俺より先に死ぬなよ、髪を切ってくれる人がいなくなってしまうから」

まさに、「美容室を浮気しない!」
生き字引のような存在なのかもしれません。。。


■ 「ジェンダー理論」って?

ここに登場するのが、いわゆる「ジェンダー理論」

男性は、自分で決めたいという心理的欲求が働き、
髪のカットにしても、ファッションにしても、
強いこだわりが働くというのです。

その結果、美容室でも洋服店でも、
行きつけの店に通い続ける傾向が強いとか。

一方で、女性には「他人と一緒でありたい」という心理的欲求が働き・・・
流行の髪型や、トレンドの服などに乗り遅れたくない、という心理が強く、
自分自身のこだわりよりも流行に敏感で、
情報次第では、ときに美容室も変えてしまう傾向があるというのです。


■ 「ジェンダー理論」を経営に活かせないか?
 
「ジェンダー」とは、「生物学的な姓」による特性の違い。
決して良い悪いではなく、生まれもった特性です。

この「ジェンダー理論」を、経営に活かせないでしょうか?

例えば、新規見込み客

先にご紹介した、私の知人の美容室では、
銀座の一等地に店を構えながらも、女性の初来店客の獲得に、創意工夫する時間とともに、
広告宣伝費等のかなりのコストをかけています。

もちろん、見込み客の獲得も不可欠なのですが・・・
「ジェンダー理論」によれば、総じて「浮気がちの?女性」のお客様には、
顧客としてのつなぎ留めに関して、かなりの創意工夫、時間、コストをかけたほうが良いことになります。

男性客に対しては、まずは最初のハードルを可能な限り低くして、
まずは顧客になってもらうこと。

そうしていったん顧客になっていただいた後は、
「ジェンダー理論」を当てはめれば、よほどのことがない限り、
顧客としてつなぎ留めることができることになります。

皆さま方の実例、是非ともお聞かせくださいませ。 

  平成28年(2016年)6月
             山 崎  泰

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