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「事は十中八九まで自らこれを行い、残り一、二を他に譲りて功をなさむべし」
17.01.18 | 名言・格言~すずらん課長'SELECT
幕末志士・坂本龍馬の言葉。
歴史上の偉人の中で、1・2を争う人気の龍馬。
数多くの名言を残していますが、今回はこの言葉を紹介します。
意味としては、仕事は全部やってはいけない。八分まででいい。この八分までが難しいから。残りの二分は誰でもできるので、人にやらせて完成の功を譲ってしまう。
龍馬は、身分制度に縛られた幕藩体制を打破したく活動していました。
そんな行動指針が「日本を今一度せんたくいたし申候」という言葉にも表れています。
革命を起こそうとしているのですから、功を独り占めするような振る舞いでは、誰もついてきません。
それを分かっているからこその冒頭の言葉です。
逆の行いをしている人を見かけませんか?
面倒くさい下準備などを部下・後輩にやらせておいて、脚光浴びるところを自分のものにしてしまう人。
こんな人は、一緒に仕事をしたくない人NO.1でしょう。
誰も自分についてこないと、お嘆きの貴方。
相手に華をもたせていますか。
果実を独り占めにしていませんか。
嘆く前に、今一度自分の振る舞いを顧みることが大事かもしれませんよ。
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