さんだん會計事務所

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近籐智也のお悩み相談室

17.11.06 | 事務所通信

信用保証協会の審査をお断りされた 法人さまよりご相談

【ご相談内容】

今回のご相談は、資金繰りが厳しく、金融機関を経由して信用保証協会の審査を受けるも、お断りをされたという法人様です。

銀行から保証協会に理由を尋ねても「本人(会社)に理由は伝えてある」との一点張りで理由がよく分からないとのことでした。

【回答】

この場合は、定性的な問題(経営者や会社の過去の履歴など)のあることが多いため、その特定が重要です。
保証協会のヒアリングや調査による解釈が正しいとは限らず、もしかしたら誤解や、説明のつくことかもしれません。
そこでまず、銀行さん経由で銀行と我々会計事務所、社長と信用保証協会の四者で会談を設定。
保証協会は基本的にこれを嫌がりますが、会社の社長から同席してほしいと言えば基本的にはOKです。
会談では、当方が一方的に融資を強行に求める立場ではない点を説明し、保証協会と共同してベストな方法を探るというスタンスで進行します。
それにより問題が浮き彫りになり、何を解決すべきかが明確に。
あとはその誤解をどのように説明するかがカギを握ります。
基本的にはエビデンスが必要ですが、今回も当事務所のノウハウで対応できそうな流れに。
融資は定性的な審査情報が重要です。
企業はここまで対応できるサポートを受ける必要があると思います。



カテゴリー: 資金繰り・借入不安融資 パーマリンク

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