税理士法人すずらん総合マネジメント

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「実年者は今どきの若い者などということを絶対に言うな。」

18.02.07 | 名言・格言~すずらん課長'SELECT

山本五十六の言葉。

 

山本五十六は数多くの名言を残しています。

なかでも有名なのは、「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」でしょう。

 

私が好きなのが冒頭の言葉で、当然続きもあります。

なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。

 今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。

 その若者が、こうして年を取ったまでだ。

 だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。

 何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。

山本五十六は明治生まれ。軍人で、太平洋戦争中に戦死します。

実年者は中高年者を指すのでしょうか?

1985年に厚労省が公募に基づいて決定したのは50歳代・60歳代を指すのですが、前述の通り、彼が言ったのはそれより遥か前。

でも、その辺りを指すのでしょうね。

明治生まれの人達も、その上の世代から「最近の若いものは~」を言われていたとは。

もうこの言葉は、順送り引継ぎ事項なのでしょう。

部活で、代々引き継ぐような(笑)

では、年々若い者たちの質が落ちているのか。

そんな訳ないんですよ!

そう、山本五十六が言っている訳です。

若い人たちの現状不足しているところを諭しつつ、彼らの将来に目を向けて行きたいものです。

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