税理士法人すずらん総合マネジメント

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『モンパルナスの灯』

18.11.07 | スタッフ町野の映画紹介

今回ご紹介する映画は1958年公開のフランス映画『モンパルナスの灯』です。

この映画は画家アメデオ・モディリアーニの伝記映画です。

なのでモディリアーニについて詳しい人は映画のオチもわかってしまうのですが、 内容がわかっていても非常に見ごたえのある映画です。

モディリアーニを知らない方はwikiを参照してください。 しかし、映画のネタばれになるため映画を見終わってから読んだ方がいいかもしれません。 なので事前に作品は画像検索で見ておくといいかもしれません。 wiki↓ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8B

この映画の見所としましては、 まず登場人物の会話からモディリアーニが今どういう状況で、 どんな人物か非常によくわかるところです。 その演出や、演者の表情は実に見事です。

冒頭でモディリアーニは酒場で客の絵を描きそれを売るも、 「お金は払うけど、絵はいらない」と言われ突っ返されてしまい、 それに落ち込みヤケ酒をし、家に帰るなり愛人の女性を殴ります。

そんな、病弱で孤独で貧困で酒乱だが憎めないモディリアーニの半生が描かれます。

大まかな流れをザックり書くと、 物語の途中でモディリアーニは金持ちの女性と恋に落ちるのですが、 その女性は父親に将来性のない画家と付き合うことを酷く叱られ引き裂かれます。

酒に溺れるモディリアーニは体調を崩し、画商の勧めもあり療養します。 その療養先でかつて恋に落ちた女性と再会します。

そして画家としても少し軌道に乗り始め展覧会を開くも不評に終わります。

この映画ではモディリアーニの繰り返される幸と不幸を残酷に表現し続けるのです。 そしてこの映画は震えあがるほど恐ろしい展開で幕を閉じます。

普段モノクロの映画なんて見ないという方も多くいらっしゃるかもしれませんが、 是非見てください。そして実在したモディリアーニという作家の半生を共に振り返りましょう。

ところで映画を見る手段ですが普段映画を観ない人はどのような選択肢があるかわからないかもしれません。

私は基本的にnetflixとamazonprimの月額会員のためまずそこに見たい映画があるかを調べます。 そこでなければunextかitunesでレンタルします。このレンタルは大体500円くらいで、 その作品を2日間くらい見放題になります。

それか時間に余裕がある場合にはツタヤでレンタルします。

それでもなかったら楽天レンタルというDVDを郵送で送ってくれるサービスがあり、
凄い量の作品数を取り扱ってるので探すと大体あります。

それでもない場合は友達に持っているか聞いてみるか、オークションサイトなどインターネットで販売しているサイトを探します。

中々普段から映画を見る習慣がない方はいざ見るとなると腰が重いかもしれません。

映画は役には立たないかもしれませんが、 世界レベルで物凄く頭が良かったり尖った感性を持った人が大勢集まって一つの作品を作っているため (そうでないものも山ほどありますが)2,3時間使って観る価値は十分にあります。

忙しいとは思いますが是非良い映画をご覧になってください。

以上。

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