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ファイトクラブ
18.11.21 | スタッフ町野の映画紹介
今回ご紹介する映画は、 1999年、デビッド・フィンチャー監督の作品『ファイトクラブ』です。
デビッド・フィンチャー監督の作品で他に有名なものは 『セブン(1995年)』、 『ベンジャミンバトン数奇な人生(2008年)』、
『ソーシャルネット(2010年)』、『ドラゴン・タトゥーの女(2011年)』や『ゴーンガール(2014年)』 等が有名です。
テレビドラマの『ハウス・オブ・カード(2013年~)』もデビッド・フィンチャー監督が製作総指揮をしております。 ハウス・オブ・カードは主演がケビン・スペイシーとロビン・ライトで、もはやハリウッド映画なドラマです。
内容はホワイトハウス入りを目指す下院議員のフランクがありとあらゆる手を使い、政界でのし上がっていく物語です。 現在ネットフリックス等で配信されており、とても面白いです。 面白いですが海外ドラマは兎に角時間を要するため気軽におすすめはできません。
丁度この頃から有名な映画監督がドラマを制作することが増えました。 ウディ・アレンとかサム・ライミとか。
さて、ファイトクラブのあらすじです。 が、長くなるためザックリ書きます。 具体的に知りたい方はWikipediaを参照してください↓ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
ザックリ書きますと、 主人公はデザイン家具やブランドスーツに囲まれ雑誌に出てくるような理想の暮らしをしていました。
その反面、不眠症を患っておりそれを安定させるため偽の患者として毎日自助グループに通っていました。
そんなある日、何者かにより自宅を爆破されます。
帰る家を失った主人公は飛行機で少し会話を交わしたタイラー・ダーデンという男に電話し その夜二人で飲みに行きます。
飲みに行った先で、タイラーに 「俺を思いっきり殴ってくれ」と言われた流れから ふざけながらも二人は本気の殴り合いをします。
それを見ていた周りの酔っ払いがあつまり毎晩、そこに集まっては男たちが殴り合いを行いました。
人数が増え、タイラーはその集まりを「ファイトクラブ」と名づけ規律の下、毎晩殴り合いを行います。
そのファイトクラブの規模が拡大するとともに活動も派手になり、、、、
といった内容です。(かなりザックリです)
この映画の魅力は様々ありますが、 自宅を爆破された晩にタイラーが主人公に言ったセリフが主なメッセージとなっていると思います。
「我々は消費者だ。ライフスタイルに仕える奴隷。 殺人も犯罪も貧困も誰も気にしない。 それよりアイドル、テレビ、ダイエット、毛生え薬、バイアグラにガーデニング…。 何がガーデニングだ!タイタニックと一緒に海に沈めばいいんだ!」
というセリフです。
全くその通り過ぎて気持ちのいいセリフなのですが、 時に私も広告にその気にさせられ消費してしまうこと多々あります。
子供のころからマイホームのCMや、車のCMをバンバン流され、 何故か服はその辺で買っているであろう大人たちが謎にバックや財布だけ ハイブランドの商品を所有している姿を観るのは当たり前。
そういった日常の擦りこみにより我々は本来不必要なものも誘導的に消費してしまいます。
ファイトクラブの冒頭で主人公は口に銃を咥えさせられ、 間もなく大手クレジットカード会社のビルが爆発させられようとしているところから始まり、 エンディングもそこへとつながっていきます。
何も考えずに広告は固定観念にしばられ物事の本質をよくらえずに 狂ったように消費してしまう我々や社会に対して中指を立てているそんな映画がファイトクラブです。
あと見所としましては、ブラッド・ピットがカッコイイ!!!ところです。
皆さんの大好きな衝撃のラストもご用意されておりますので、是非ともご覧ください。
以上。
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