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ゼイリブ
18.12.04 | スタッフ町野の映画紹介
今回は1988年製作、ジョン・カーペンター監督のアメリカのSF映画 『ゼイリブ』を紹介いたします。(紹介というか私の感想文みたいなものですが)
wikipediaの紹介文にいいことが書いてあったのでコピペいたします。
”1980年代の社会に蔓延した物質主義的思考に対する批判や、 特権階級の者らがメディアを悪用し人々を洗脳し社会を専制的に 支配していることに対する批判や警告が織り込まれている。 ”
そもそもタイトルの『ゼイリブ』ですが要するに「they live」ってことです。
じゃあ何が住んでいるかといいますと、エイリアンです(笑)
ザックリあらすじを書きますと、
肉体労働者である主人公がふとした拍子に路地裏にあったサングラスをかけて街を見渡すと、 街の景色が一転。
広告の看板やCMをサングラスを通してみると、
「命令に従え」
「結婚して、出産せよ」
「消費しろ」
「考えるな」
「眠っていろ」
「権力に従え」
不気味な命令文に満ち溢れていた。
さらには、そのサングラスを通して裕福そうな人を見ると大半はガイコツのような顔をしたエイリアンであった。 この近未来ではエイリアンが人間のフリをして生息し、人間は知らず知らずのうちにエイリアンに支配されていたのである。
このサングラスはエイリアンが作り出している洗脳信号を見抜くことができる代物だったのである。
政府も、マスコミも、警察も全員エイリアンだったのである。
あらすじはここまでとし、 予告編を貼っておきます。 https://www.youtube.com/watch?v=uv_8XYjED5o
この映画の近未来と現代社会は何の違いもないと私は見ていて感じました(高校生だったので)。
確かに低所得層から見た高所得層の見え方はゼイリブでサングラスを通した姿かもしれません。
しかし現状、日本は階級制度があるわけでもないため自分のポジションに関する責任は自分にあります。 (全くハンディキャップがないと言ったら嘘にはなりますが、少なくともどうにもできないって事は特例中の特例かと思います。)
どっちが悪いということもなく、 賢い人が人間の意志決定を予想した、得しやすいビジネスモデルを組むのは当たり前のことで、 (分厚い契約書や、なぜか10万円のスマートフォンが使いやすく感じたりとか、 バカラのグラスで飲むワインをより美味しく感じたりとか) 私達は消費をもっと冷静に行わなくてはなりません。
と、いうのが私がゼイリブから感じたことです。
超名作SF映画ですので皆様のご覧になってください。
以上。
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