さんだん會計事務所

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近籐智也のお悩み相談室

17.12.11 | 事務所通信

事業計画書の作り方(ソフトの活用)について

【ご相談内容】
融資を受ける際に事業計画書を作ります。
その際に必須となるのが財務に係る計画書です。

財務計画には、基本的に損益計画と、収支計画があります。
これらについて、昨今ではフリーで手に入るソフトを使い、作成している方によく出会います。
特に創業融資など、財務に明るくない状態ではソフトへの依存が高くなります。
今回はここでの留意点を少し述べたいと思います。

【回答】

ソフトの活用には次のメリットがあります。
①見栄えが良い。
②入れるべき項目などの漏れが生じにくい。
③計算間違いがない。
その一方で、計画書を作ることが目的となってしまい、計画書を作成することでその事業が本当に採算に乗るのか等の確認を本人ができていない場合があります。
本人が分かって書いているかどうかについては、金融機関の融資審査担当者には一目瞭然です。
そのため、次の作業が必要です。
①ソフトで作成された計画書の内容のすべてが説明できるようにする。
②分かりにくければそれをベースにオリジナルを作る。
数字の一人歩きのような計画書はマイナスイメージを与えるのみと
なります。ベストは専門家と話し合いながら作成することに尽きると思います。


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