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ビッグ・アイズ
19.03.06 | スタッフ町野の映画紹介
今回は2014年にアメリカで公開の伝記映画『ビッグ・アイズ』をご紹介いたします。
監督はみんなご存知、ティム・バートン監督です。
ティム・バートン監督で有名は映画は 『シザーハンズ』とか『バットマン』とか『チャーリーとチョコレート工場』とかですね。
今回の『ビッグ・アイズ』は60年代に活躍した画家、マーガレット・キーンの伝記映画です。
マーガレットは現在91歳でサンフランシスコに画廊があるそうです。
絵の特徴はタイトルにもある通り、 大きな目の少女を描くことで有名です。
日本人でも奈良美智さんなどが影響を受けているそうです。
wikipediaのあらすじです↓
マーガレットは、娘を連れて夫と別居をはじめた。
その別居先の町でバツ1の男性で画家のウォルターと出会う。
出会ってまもなく、二人は結婚をした。
1950年代にウォルター・キーンはマーケティングでアメリカ中の電機店やガソリンスタンドに 大きな目を持つ子供の絵を大量に売る会社を設立した。
そして、金持ちになったウォルターはアーティストを自称して、 トークショーの常連となった。
しかし実際には、妻のマーガレット・キーンが絵を一から描き、 ウォルターはそれに署名するだけだった。
そのため、マーガレットの画家としての能力は社会に知られることがなかった。
そんな中、2人の結婚生活は破綻してしまう。
これをきっかけにマーガレットは大きな目を持つ子供を描いたのは 自分だと世間に公表しようとしたため、 ウォルターから「気が狂っている」と罵られる。
最終的に2人の争いは法廷に持ち込まれることとなった。
以上がwikipediaのあらすじです。
ウォルターは口が上手く、 コミュニケーション能力が高いため、 周囲を巻き込み絵をガンガン売りドンドン傲慢になります。
見所として映画内のウォルターに憎たらしくわざとらしい演技が最高です!
法廷のシーンが特にイイのですが、 最終的に目の前で絵を描いてもらいましょう!という流れになるのですが、 勿論ウォルターは絵が描けないので黙り込みます。
そこで急に「手、手が痛いぃー!」などと言いだしますが最終的には負けます。
マーガレット及び娘を抑圧し、 閉じ込めてひたすら絵を描かせ作家の意図は微塵も尊重せずに 絵を売りまくります。(嘘の講釈を添えて)
アートの才能を持つ人がビジネスの才能がある人に ひたすら搾取される構図の中でもかなりひどい例ですし、 流石ティム・バートン監督の映画なので、退屈せず最後まで見ることができます。
皆さんご覧ください。
以上。
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