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スペル

19.04.16 | スタッフ町野の映画紹介

今回は2009年公開、アメリカのホラー映画、サム・ライミ監督の『スペル』です。

サム・ライミ監督と言えば『死霊のはらわた』『スパイダーマン』で超有名な監督です。

ホラー映画と聞くだけで拒絶される方もいらっしゃいますが、 この作品はオバケが出てきたり、目を背けたくなるようなゴア描写はないので、 比較的見やすいかと思います。

と、書きましたが、実は私もオバケが出てくる映画が苦手なので絶対に見ません。 (ポルターガイストみたいな外国のオバケの映画ならまだ見られるのですが、日本の映画は見られません。)

小さいころから苦手なので何故怖いのかはよくわかりませんし、 今みたら割と面白いのかもしれませんが食わず嫌いしております。

そういう人にはどんなにポップな映画でもホラー映画のコーナーにあるだけで 見る気になれない気持ちは私も非常によくわかります。

この映画はタイトルにもあるように、主人公の女性が呪文(スペル)を唱えられ大変なことになる映画です。

※ 原題は『Drag Me to Hell』です。

簡単にあらすじを書きますと、

銀行員で融資担当のクリスティンの元にガーナッシュという老婆が訪れ、 住宅ローンの支払を延期をしたいと懇願されます。

一旦受け入れようとするのですが、何度も先延ばしになっていることや、 自分が昇進候補になっていることから、『ここぞというときにキッパリ言える様』を 上司に見せつけようとし、老婆の申請を却下します。

それに対し、老婆がブチ切れクリスティンにつかみかかります。

老婆は警備員に取り押さえられますが、 退社し帰宅しようと車に乗り込んだところ、先ほどの老婆が何故か乗車しており襲い掛かってきます。

そこで老婆はクリスティンのコートのボタンをちぎり、呪いをかけます。

それからというものクリスティンの生活に異変が起きるのです...

みたいな話で、どうにか呪いを解こうと奮闘します。

一見、払えないローンを延期しろとわがままを言った老婆の逆恨みに見えますが、 クリスティンも中々ひどい奴だと個人的には思います。

己の昇進の為に、本当に延期できるかどうかちゃんと確認もしませんし、 話が進んだ時に呪いを他人に移そうしますし。 かなり自分本位な言動が目立ちます。

ローンの延期を断った相手がたまたま魔女だっただけの話で、 逆恨みされる原因はクリスティンにもあると思います。

クリスティンは中々ひどい目に合い、彼氏にも相談するのですが、 心理学者である彼氏は現実主義者で呪いとか幽霊とか非現実なものを信じてもらえません。

果たしてクリスティンは呪いから逃れるの事が出来るのかッ! って話です。

あらすじを観る感じ怖い映画が苦手な人でも楽しく見られそうですよね?

小さいお子さんとかだと老婆の見た目が多少怖いかもしれませんが。

サムライミの映画はエンタメがかなり強く、『死霊のはらわた』でもわかるように、 ドリフのような笑い(?)があり怖いばかりではありません。

ラストシーンでは少しの驚きと笑いが入り混じるかと思います。

ホラーが嫌いという人も是非見てください。

以上。

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