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映画と恋とウディアレン

19.05.15 | スタッフ町野の映画紹介

今回は2012年公開のドキュメンタリー映画『映画と恋とウディ・アレン』です。

原題は『Woody Allen: A Documentary』で、別にそのままでもいいのでは? と思うのですがウディ・アレンのぶっ飛んだ恋愛遍歴と、 映画の撮り方を並行して語られているためこのような邦題になったのかと思います。

普段映画に関心がない「ウディ・アレンって誰?」って人の為に一応説明しますと、

そもそも映画監督でして、

有名な作品は『アニーホール』とか『ミッドナイトインパリ』とか 『マッチポイント』とか『ブルージャスミン』とかとかとかです。

個人的に好きな作品は『マンハッタン』とか『カメレオンマン』とかとかです。

ウディ・アレンは兎に角、映画を撮りまくることで有名で、 ほぼ一年一本のペースで公開するため、全作品は50本くらいあります。

その中にも当たり外れはあるのですが、 ウディ・アレン的なテイストが好きな人だと どれも(ではないけれども)心地よく観ていられるかと思います。

元々はスタンドアップコメディアンだったのですが、 転向して映画監督になっており初期の映画はコメディの色がより濃いです。

この映画ではウディ・アレンの映画のキャスト、コメディアン時代の司会者、 妹、元妻などの周囲の人間がウディ・アレンという人間について、作品について語ります。

最近(でもないですが、)ニュースにもなっていたのが、 前の奥さんの娘に性的虐待で訴えられた事が取り上げられておりました。

あんまり映画を観ない人はお洒落な恋愛映画を撮るハリウッドの映画監督が こんな変態だったなんて!

と、思うのかもしれませんが、ウディ・アレンは元々その辺はガバガバでして、

事実婚していたミアファロー(その前に二回離婚している)との間の養子である スンイーと浮気(!?)して、ミアファローと別れ、スンイーと現在結婚しております。

しかも、そのバレた理由がウディアレンが当時住んでいた部屋に、 スンイーのヌード写真が飾られていたのを発見されたことがきっかけです。

ただ、『ブルージャスミン』や『人生万歳』などの作品の中で、 そういったこともネタにしたり割と肯定的に描いています。

ミアファローの前に付き合ってたダイアン・キートンもインタビューで登場するので、 注目ですよぉ!

ウディ・アレンの映画の特徴としましては、 超ド定番のジャズがBGMとして使われるのが特徴です。

私もあまりジャズに詳しいほうではないのですが、 ウディ・アレンの映画で使われた曲をまとめたサントラが発売されており、 それをよく聞いていたので、有名な曲は何となくわかります。

あと、映画の登場人物が高確率で、

文学オタクで、口数が多く、 屁理屈をコネまくるが社会的地位はイマイチな、ナヨナヨした心配性の男。 が出てきます。

その男のウザい部分が自分にも心当たりがあるような気がして、 笑いながら見つつも心が痛くなるのも特徴の一つです(?)

(それを好としないよう、マッチョが大暴れする映画とかスプラッター映画とか観て  バランスをとるようにしております。)

映画は著名人や本人のインタビューを通して、 ウディアレンの私生活と作品について年代順に触れていきます。

全ての作品を観ておく必要は全くありません。

まずはこのドキュメンタリーを観て、気になった映画を観てみるとよいかと思います。

50本近く撮っている超有名映画監督なので1本くらい観ておいてはいかがでしょうか?

以上。

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