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ショック・トリートメント
19.06.19 | スタッフ町野の映画紹介
今回は1981年公開のアメリカ映画『ショック・トリートメント』です。
この映画はミュージカルで映画でして、友人がこの映画に出てくる曲にエライかっこいい 曲があるということで一緒に最近観ました。
ちなみにこの曲です↓ https://www.youtube.com/watch?v=uxxv5vSqyt0
この映画は『ロッキー・ホラー・ショー』の続編で、 ブラッドとジャネットのその後が描かれております。
(観ていない方は誰かサッパリでしょうが、 『ロッキー・ホラー・ショー』はそれはそれで愉快な映画ですので是非観てください。)
『ロッキー・ホラー・ショー』はカルト的な人気があり、 アメリカとかでは映画館でミュージカルのシーンに合わせて観客が踊ったり、 時には「a××hole!」とヤジを飛ばしながら見られることもあるとか。
『ロッキー・ホラー・ショー』ほどの名作ではないと世間的には評価されているようですが、 それなりにいい映画かと思いました。
話自体は全然つながっていないのでいきなり『ショック・トリートメント』から観ても 何の問題もございません。
wikipediaのあらすじのコピペです↓
ブラッドとジャネットの故郷であるデントンのとある町は、 それ自体が大きなテレビ局となり、住民は番組の出演者か視聴者に分けられていた。
夫婦となったブラッドとジャネットだったが、二人の結婚生活は危機に瀕していた。
彼らは司会者バートの番組に出演するが、 二人の関係を修復するという名目の上で、 ブラッドは精神科医マッキンリー兄妹の運営する病院に入院させられ、 ジャネットはスターにされてしまう。
スターとして生活する中で、ジャネットは次第にブラッドのことを忘れていく。
ここまでがあらすじです。
このテレビ局ではスポンサー企業が提供するライフスタイルを キラキラと魅力的に宣伝し、住民たちも見事にその生活にあこがれています。
「このテレビ局では」などと書きましたが、 どこの国のどこの町でもメディアとはそういうものであり、 宣伝されているライフスタイルに住民が憧れているのは現実です。
そこの部分をかなり強調して描いており、かなり笑えます。
そんなテレビの観覧客としてブラッドとジャネットはスタジオに来ており、 ある番組のパネラーとして選出されます。
そこでブラッドは「精神病だ!」と診断され、 同テレビ局の精神病患者を治療する番組「デントンヴェイル」送りとなります。
ブラッドは抵抗するも、ジャネットに「私に恥をかかせるつもり!?」などと言われそのまま車椅子に載せられ、 「デントンヴェイル」に送られ、隔離されます。
一方ジャネットは「君はスターになれる!」などとよくわからないことを言われ、 歌手としてデビューし、徐々にブラッドのことが気にかからなくなっていくのです。
と、いうお話で、これを観て皆様にどう感じて欲しいかといいますと、特にないです。
私はこの映画を観て、こういった夫婦の在り方はその辺に大勢転がっているし、 テレビの観覧客のように首を左右に激しく振り「デーントン♪デーントン♪」と楽しそうに歌っているような人で 社会はできており、時には自分も「デーントン♪デーントン♪」と言ってしまっている。 ということを茶化している、面白い映画だなあと感じました。
以上。
- 税理士法人すずらん総合マネジメント
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