土地家屋調査士法人共立パートナーズ

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「分筆登記」とは?

20.01.27 | オリジナル記事

土地家屋調査士の横田です。

今回は、分筆登記の基本的なお話をしたいと思います。



Question

相続した土地を兄弟で分けることになりました。

土地を分けて所有する場合には分筆登記が必要だと聞きましたが、
この「分筆登記」とはどのようなものなのでしょうか?

Answer

分筆登記(ぶんぴつとうき)とは、

一筆の土地(一個の土地)を
二筆以上の土地(二個以上の土地)に分割する登記のことをいいます。

(逆に、複数の土地を1つにまとめる登記を合筆登記といいます)


分筆登記がなされると

分筆された土地には新たな地番がつけられ
独立した土地として登記され
公図(地図)にも分筆した線が引かれ
新たな地番が記載されます。 


 

土地を分筆する主なケースとしては次のようなものがあります。

・土地の一部を売買する場合

・土地の一部の地目が異なる場合

・相続した土地を相続人で分ける場合

・共有の土地を分筆し、単有に変える場合

・融資を受けて家を建てる際に、利用しない土地を分ける場合

分筆登記を申請することができるのは、その土地の所有者ですが、
その土地が共有の場合や所有者が死亡している場合等
種々のケースがありますので、
詳しいことは 弊所におたずねください。


また、実際の作業では、

測量して、境界標がない場合には境界標を設置
隣地所有者に現地で確認してもらい
正しい境界が記載された境界確定図を作成し、
全員の押印をもらう

様々な手続が必要になります

 

その他「分筆登記」についてお知りになりたい場合には、是非

弊所の土地家屋調査士におたずねください。



今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

もしご質問等がございましたら、
お気軽に弊所までお問合せください!


土地家屋調査士法人 共立測量登記事務所

代表 横田教和




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