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第6回 業績改善を具体的な方法で考えよう!
14.10.07 | 【連載】会計で会社を強くする!月次決算の活用方法
今回は「業績を改善するための具体的な方法」に着目してみました。
業績を改善するため、売上高を増やす・限界利益率を上げる・固定費を下げる、この3つの着眼点の具体的な
方法を確認しましょう。
当事務所では、その項目ひとつひとつの確認作業のお手伝いをおこない、業績改善をサポートします。
業績改善のための3つの着眼点、売上高を増やす・限界利益率を上げる・固定費を下げる、それぞれの具体的な改善策を確認していきます。
◆売上高=販売単価×販売数量◆
1)販売単価を上げる
○売れない理由を価格だけのせいにしない
○価格以外の商品価値のPR
○売れるギリギリの値決め
○当社の商品を購入するメリットの提唱
○将来の売れ筋商品・新商品の開発への取組
2)販売数量を増やす
〔販売数量=顧客数×1人当たり購入量×リピート回数〕
○新規開拓の営業活動の推進
○営業の重要点は、顧客対象・面談対象者・提案内容・上司同行のタイミング
○顧客が困っている点を解決するような提案
○営業担当者別の利益ベースでの目標や成果の把握
○同業他社に勝る接客・クレーム対応・納期・メンテナンス・商品説明等
(商品力や品ぞろえ以外の特徴の創出)
○失客の把握と失客理由の考察
○自社商品の顧客への定期的なアプローチの仕組み
◆限界利益率=(売上高-変動費)/売上高◆
1)販売価格の改善
○安易な値引き・経営者の知らない値引き・効果のないおまけの抑制
○タダ働き・無請求サービス・価格転嫁していない付随コストの抑制
○請求もれ・売掛金滞留・現金過不足等の発生時に気づく仕組
○不採算顧客との取引継続の必要性の検証
○不採算商品の販売継続の必要性の検証
2)変動費の改善
○在庫ロスの未然防止の仕組と再発防止への取組
○在庫の把握(整理整頓と保管場所の徹底)
○仕入価格と新規仕入先の定期的な検討
○発注方法の改善余地(小ロット・受注発注・共同購入等)
○仕入先からの誤請求に対して気づく仕組
○仕入付随費用の改善検討
◆固定費◆
1)稼働率管理
すぐに削減できず、効率的に稼働して採算性を上げることです。
○社員数に見合う売り上げ規模の確保
○成果が給与に反映される仕組
○社長の考え方を直接社員に語り伝える場面の有無
○部下の日常業務をしっかりとした報・連・相にて把握
○提案やITを活用し、業務改善の継続検討
○役員に対する、役員給与に見合う経営成果の検証
2)効果測定
その支出の必要性を社長が判断することです。
○接待費(飲食・ゴルフ等)に対する、会社の業績の貢献度の検証
○断りきれない取引契約・なれあい支出の有無
○広告宣伝費・販促費等の支出の効果の定期的な検証
○社長自ら、惰性的な支出の有無の定期的な確認
○設備投資に対する検討
(必要性・修繕との比較・中古の活用・グレード選定・外注の採算性)
○部門別損益の確認
いかがでしたか。
その他、検討項目は様々なものが考えられます。
貴社の業種にあった業務改善に関するご相談は、当事務所におまかせください。
(お問い合わせ先)
植田ひでちか税理士事務所
〒134-0088 東京都江戸川区西葛西5丁目1-11-701
電 話:03-6808-6355
E-mail:h.ueda@ueda-cta.jp
公式HP:http://www.ueda-cta.jp/pc/
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