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攻殻機動隊

20.09.16 | スタッフ町野の映画紹介

今回の映画は1995年公開の日本のアニメ映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』です。

原作は士郎正宗の漫画。

本作の監督の押井守監督。
他の作品は劇場版のうる星やつら、機動警察パトレイバー。

また、押井守監督のアニメは、ジェームズ・キャメロン、ウォシャウスキー兄弟、
タランティーノ、ギルレモ・デル・トロなどにも影響を与えてる。

アニメ版攻殻機動隊は、
神山健治監督のアニメシリーズであるsatand alone complexが2シーズンあり、
solid state societyという劇場版がある。
(この映画の3D版も後に公開。)

その後、スピンオフ映画のイノセンスが公開。
本作と同様の押井守監督。

そして、アニメシリーズのarise。

現在、netflixで神山監督の3Dアニメーションが公開、製作されている。

その間にハリウッドで実写映画化もしている。(スカヨハ主演)


攻殻機動隊の世界では「義体化」といって体の一部又は大半を機械化していたり、
改造の度合いが高いと脳から直接インターネットにアクセスも可能である。

またある程度義体化している人は首の後ろに端子を差し込み、
直接脳にデータを送ったり、外付けHDにデータを移すこともできる。

そうなってくると、別に脳があれば身体は人の形をしている必要はないので、
キャスター付きの箱みたいな形の人もいたりする。

当然AIも発達しており、人間の形をしたロボが人間の雑務をこなしている。
見た目は人間と全く区別がつかない。

アニメシリーズのstand alone complexではこういった世界観で
起こりうる様々な事件を公安9課が解決していく話である。

本作のあらすじです。

外務大臣の通訳が電脳ハッキングされる事件が起きる。
その犯人は国際指名手配犯のハッカー「人形使い」による犯行だった。

事件を追うも容疑者が全員人形使いにハッキングされており、人形使いの正体をつかむことができない。

最中、政府御用達の義体メーカーであるメガティ・ボディ社の製造ラインが稼働し、
女性型の一体の義体を作りだした。

義体はひとりでに動き出し逃走する。
(本来、義体は義手や義足とどうよう人間を補うものなので、
 生身の人間の脳みそがないと動かない。)

義体を捕獲すると、義体は自分が人形使いであること、
自分は肉体の存在しない生命体であることを主張する。

その後、その義体は拉致されます。

捜査が進み、人形使いは元々外務省が作成したAIが自我を持ったものだとわかるのであった。

みたいな内容です。

ターミネーターとかマトリックスとか
SFの世界ではAIが発達すると人間が邪魔になってきて
AIに人間が滅ぼされるような話がよくあります。

攻殻機動隊の世界ではあくまでAIは人間が制御している前提の世界です。
テクノロジーが発達し便利になった反面、起こりうるエラーや、
人間の感情の機微などを描いており、
本作、アニメシリーズどれも非常に面白いです。

多分、大体のサブスクで視聴できるので是非ご覧ください。

以上。

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