税理士法人すずらん総合マネジメント

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リアリズムの宿

20.10.07 | スタッフ町野の映画紹介

今回は2004年公開の日本映画『リアリズムの宿』です。

監督は山下敦弘。
私が見た映画だと『苦役列車』と『オーバー・フェンス』を撮っていますね。

原作の漫画がつげ義春で、
音楽はくるりがやってます。

あらすじ。

鳴かず飛ばずの映画監督をしている男、坪井と木下はバス停で共通の友人である船木を待っていた。

共通の知り合いである船木と三人で温泉旅行へ行く予定だった。

しかし、船木がバス停に現れることはなく、やむ負えず二人で温泉へ行くことにした。

共通の知り合いである船木の不在で二人はとても気まずい空気になる。

温泉街に着き、泊まる予定だった宿が潰れていた。

新たに宿を見つけ、釣竿を借りて暗くなるまで釣りをすることに。
しかし、魚は一匹もつれない。

そこへ外国人の男が現れ魚を強引に売りつけられる。

宿へ戻るとその外国人の男は宿の主人であった。

二人は距離が縮まることもなく部屋で夕食を食べていた。
坪井が持ち込んだウイスキーを飲もうと提案しテーブルに出すも、
木下が念のため持ち込みがダメかもしれないと、
ウイスキーを廊下に隠したところ、通りかかった宿の主人にウイスキーを盗まれてしまう。

翌日、二人は気まずいまま海岸で話していると、
裸の若い女が走ってきた。

服と鞄を海に流されたらしい。

そこで二人は女に服を買ってあげ、食事をし、同じ宿に泊まった。

第三者が間に入ることで二人の雰囲気も良くなったが、
バスを待っている途中に突然別のバスで女は去ってしまった。

船木とも連絡がつかず、二人の金もわずかになった。

格安の宿を見つけるも、
ゲロを吐き続けるジジがいたり、
酷いご飯を出されたり、
部屋が汚かったり、兎に角酷い目に合う。

そして、ボロ宿での一夜を共にした二人は、
東京へ戻ったら一緒に脚本を書く約束をするのであった。


みたいな内容です。

魚を売りつけられ買ってしまったり、
ウイスキーを念のため隠したら盗まれたり、
激安の宿に泊まるか、帰るか、決めきれなかったり、

初対面の二人の距離感と気まずさの中で
腹を探りあうが、何をしてもやるせない結果になってしまいます。

最近、この映画をU-NEXTで見つけて見ました。
加入されている方は是非ご覧ください。

以上。

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