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【経営への落とし込みまで!】 成功する経営者の8つの勉強方法―前編―

21.03.16 | 【代表コラム】

「経営者は経営の勉強をしろ!」
「1日に1冊、年間365冊は本を読め!」
「まずは経営を勉強する時間を作れ!」
なんてことがよく言われていますよね。

でも、今現場で頑張っている中小企業の経営者はこう思っているのではないでしょうか。

「経営者でいわゆる成功している人は、そもそも経営の勉強しているのか?」

答えからいうと、成功している中小企業の経営者は勉強熱心であることは間違いないです。これはあくまでも私の肌感ですけど。ただ、勉強熱心な人がみんな成功しているかというとそうでもないのも事実です(笑)。昔、数学で習ったようなことですね。東大に入るのに勉強は必要条件ではあるが、十分条件ではないというやつですね。でも、必要条件であるなら勉強するに越したことはありません!成功する確率は格段に上がりますから。

そこで今回は・・・
●どのように経営の勉強をしたらいいのか?
●実際に勉強したことを生かして成功させるためにはどうすればいいのか?
●経営者という忙しい立場上、どうやって時間を作っていくのか?
●効率的に勉強する方法は?
このような経営者の疑問を解決すべく2回に分けてお話していきます。
まずは前編をご覧ください!

目次
1.少し自己紹介
2.仕事で成功している人とは
2-1.「経験」で得た成功方式を応用し、実際の現場に落とし込む
2-2.「知識」で得た成功方式を応用し、実際の現場に落とし込む
2-3.勉強は、経営者として成功するための近道である
3.なぜ今の経営者には特に勉強が必要か?
3-1.経営のスピード感が年々高速化しているから
3-2.激動期の真っただ中の市場環境だから

1.少し自己紹介

弊社SS総合会計は静岡県浜松市にある会計事務所です。代表である私は、税理士として500社以上の経営者を見てきています。また、「若手経営者のための経営輝塾」を開催しており、2017年から現在に至るまで全国約200人の経営者を塾生として育ててきております。
今回は、そのノウハウを生かして、経営者として成功するための勉強方法を一からお伝えしていくので、ぜひお役立ていただければと思います!

もし、「若手経営者のための経営輝塾」をご検討の方は、下記をご参照ください。

SS総合会計お問い合わせフォームへ→

若手経営者のための経営輝塾→

2.仕事で成功している人とは

そもそもどんな人が仕事で成功しているというのか?これをズバリお答えするのであれば、私ならこのように応えます。それは、「経験と知識」で得た成功方式を応用して実際の現場に落とし込むことができる人です。なんだそれ?と思った方もいらっしゃるかもしれません。もう少し詳しく解説しますね。

2-1.「経験」で得た成功方式を応用し、実際の現場に落とし込む

まずは、経験から得た成功方式を持っているということが大事になります。これは、何も仕事だけに限りません。プライベートのこと、趣味、部活、なんでもいいのですが、何かで過去に成功した経験から得た原則を持っている、もしくは認識していることを意味します。
例えば、あなたが吹奏楽部として、あなたが県大会や全国大会で勝ち抜くためにチーム全員を率いて、何か戦略を立てて一致団結して成功したとします。そこで例えば、全員のモチベーションを上げるためにみんなに声かけをして、チームが一つになったとすると、「モチベーションを上げるためには、しっかりと一人一人と関わらなければならない」という公式ができますよね。これって経営に応用できることは容易に想像つくと思います。吹奏楽での経験をもとに得た公式を、実際の仕事の場面で、例えば自分の所属するプロジェクトチーム内の雰囲気がギスギスしだしたときに、メンバーに声掛けしてモチベートするといったことです。しかも経験ですから、一度できた成功体験は再現しやすいのも事実です。ですから、ここで言いたいのは成功体験の積み重ねによって得たものから共通する公式を見つけ出し、それを元に実際の仕事に落とし込むことができれば成功するということです。
ちなみに、部活や勉強や趣味よりも、実際の仕事での成功体験のほうがその公式は転用しやすいです。例えばA社で経験した成功体験をB社に転職したときに当てはめると成功しやすいのと同じです。なぜか?それは趣味等と仕事では一つの大きな違いがあるからです。それは「顧客の存在」です。これがプロとアマとの違いですよね。趣味や部活は、成功が自分自身の成長を伴うもののみで十分であるのに対して、仕事では、顧客に評価されて初めて成功といえるところがまったく異なるところですよね。ですので、ある意味「利他の心」がいるわけですね。利他の視点=顧客視点がなければ、仕事では成功できないのでその分難易度が高くなるわけです。
ちょっと話がそれましたが、それは経営も同じということになります。つまり、自身が体験した成功モデルをしっかりと今の現状に落とし込めて初めて、いわゆる「経営の成功」を手にすることができるのです。

2-2.「知識」で得た成功方式を応用し、実際の現場に落とし込む

これは、経験が「知識」に置き換わっただけですが、経験だけでは不十分だといいたいのです。やはり、自分が今実際に経験したことのないデータは世の中にたくさんあるのです。それを何かの手段を使って得ることをしないといけないのです。そのことを「勉強」といいます。つまり、経営に役立つ「勉強」の目的は、「知識」から得られる成功の公式を実際の現場に転用するために行うことなのです。ではなぜ知識が必要なのか?それは、自分自身の体験だけでは得ることができなかったであろう、もしくは気づくことができなかったであろう公式をいわゆる勉強という手段を使って他人が持っている成功方式を短時間で得ることができるからです。つまり、成功するまでの時間を圧倒的に縮めることができるということなのです。

2-3.勉強は、経営者として成功するための近道である

ここまで、長く語ってしまったので、少しまとめますね。つまり、経営の成功には勉強は必要か?という答えには、勉強は必要である!ということですね。では、どうすれば、勉強を経営の成功に結び付けるのか?これを知るためには、まずもって仕事で成功する人はどんなことができる人かを考えなければならないと述べました。仕事ができる人とは、①自身の経験から得た成功の公式②他人がすでに経験している成功体験から得た知識の2つを実際の仕事に落とし込むことができる人であると述べました。回りくどいですが、勉強は②を知るために必要な手段であるということになります。しかし成功する人にとっての勉強は、必要条件ではあるが、十分条件ではないといいました。すなわち、勉強すれば成功するかといえば、それはそうでもなくて、勉強で得た知識を実際の現場に落とし込めない人は、永遠に成功することはできないということになります。とはいえ、勉強は、成功への近道であることはお分かりいただいたと思います。

3.なぜ今の経営者には特に勉強が必要か?

前述したとおりですが、経営者にとって今も昔も変わらず当然勉強は大切なものではあります。ただ、今の経営者は本当に勉強という手段が必要不可欠なものになってきています。では、それはなぜなのでしょうか?

3-1.経営のスピード感が年々高速化しているから

今と昔とでは経営のスピード感が違うからです。今は流行りだと思っても、ビジネスモデルをブラッシュアップしていかないとあっという間に陳腐化してしまいます。その一つの理由は、やはりネットによる情報伝達スピードの高速化でしょう。つまり、顧客が情報をあっという間に収集できてしまうために、自分たち専門家よりも知識が上になってしまうなんてことがざらにあります。特に顧客が自分事として何かで困っている場合には、さらにアンテナが高くなりますから、事業者はその上をいかなければならないことを考えると相当勉強していないと生き残っていけないということですね。

3-2.激動期の真っただ中の市場環境だから

もう一つの理由としては、今は激動期ということです。世の中は、もう右肩には上がっていきません。市場が飽和状態なのです。さらに人口減少ということを鑑みると市場のパイは益々小さくなり、競争はどんどん激しくなっていきます。そんな中で大切なのは、自分たちが顧客から選ばれる理由がなければ存在意義がなくなるということなのです。経営者は常にそれを考え、さらに高速でブラッシュアップしていかなければ、すぐに淘汰されてしまい生き残っていけなくなるということです。自分自身の成功体験だけで事業を継続させようと思っても環境がそうはさせない時代になったのです。昔は、一生懸命頑張ればよかった。しかし今は、選択と集中の時代!一生懸命やっても的が外れていると、経営資源が枯渇していくことになる。だからできるだけ限られた時間の中で効率よく当てていくために勉強が必要であるということなのです。大変な時代になりました。

続きは【4月8日木曜日】配信のメルマガにてお伝えします。
ぜひご覧ください!

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