中谷彰吾税理士事務所

世界の穀物の価格上昇の背景①

14.11.02 | 農業関係

2006年以降、穀物価格は7年以上もの期間上昇を続けているのをご存知でしょうか?
その価格上昇の背景と日本への影響などについて連載形式で記事にしたいと思います。
第1回は穀物価格はどれくらい上がったか、です。

穀物価格が上昇に転じる前の2005年、トウモロコシのシカゴ価格(シカゴに穀物の取引所があります)でブッシェル2.1ドルでした。
(ブッシェル=25.4kg)
それが2008年には5.3ドルに高騰!その後リーマンショックによる金融危機により3.7ドルまで一時的に下がったものの、干ばつが起きた2012年には6.95ドルまで上昇しました。
その後2013年8月時点では4.8ドル、2014年10月時点では3.8ドルとやや落ち着いてきましたが、それでも2005年に比べると2倍弱と高水準のままです。
ちなみに大豆・小麦についてもほぼ同じで、2007年~2011年の平均は2005年に比べて、大豆で約1.8倍、小麦で約2倍となっております。


ではなぜこれほどまでに高騰したのでしょうか?
そちらについては次回お話しいたします。

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