税理士法人すずらん総合マネジメント

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燃ゆる女の肖像

21.06.15 | スタッフ町野の映画紹介

今回は2019年公開のフランス映画『燃ゆる女の肖像』です。



日本では最近まで公開されていたのですが先日配信が開始しました。

『パラサイト半地下の家族』と同時期に公開されており、
本作もかなり評判がよく様々の賞にノミネート、受賞しております。

あらすじです。

舞台は18世紀後半のフランス。

女性画家であるマリアンヌは生徒にデッサンを教えている。

生徒からアトリエあるドレスの裾に火がついている女性の絵について聞かれ、
その絵にまつわる物語を回想する。

伯爵令嬢が結婚するにあたり婚前、先方に送る肖像画を描く依頼を受け、
マリアンヌはブルターニュの外れにある孤島の屋敷を訪れた。

令嬢であるエロイーズは、結婚が嫌(なだけではない)で自殺した姉の代わりにミラノの貴族に嫁ぐため
それまで暮らしていた修道院から戻ってきていた。

以前も別の画家に肖像画を依頼していたが、
エロイーズは結婚を望んでいないため描かれることを拒んでいた。

夫人の助言で散歩の相手として雇われていると嘘をつき、
マリアンヌと仲良くなるが画家だとばれてエロイーズは激怒する。

しかし、エロイーズはすでにマリアンヌと親しくなっていたことから
書き直すことを条件にエローズは肖像画を描くことを承諾した。

アリアンヌが改めて絵を描くのにもうけられた期間は夫人が留守にしている5日間であった。

この5日の間に二人は親密になり恋をする。

画家として絵を描き進めなければならいが、
絵が完成するということはエロイーズが結婚してしまうため、
描き進めるにつれ二人の別れも近づくのであった。

みたいな話です。


先日観たばかりですが兎に角素晴らしい映画でした。

結婚すること、子供を産むこと、望む仕事をすること、娯楽に興じること、
全てのことが男性にコントロールされていることの描き方や、
結婚前の夢のような5日間など、すべてのシーンが兎に角良かったです。

キャストの少なさや、ほとんど音楽がない中、急にかかる曲、
マリアンヌやエロイーズのセリフや表情などすべてがかっこよかったです。

見てほしい作品なのであまり詳しい内容は書かないように致します。

以上。

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