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パッション
21.09.01 | スタッフ町野の映画紹介
今回は2012年のドイツ・フランスのサスペンス映画、『パッション』です。
本作の監督はブライアン・デ・パルマ。
デパルマの映画はヒッチコックとデヴィッドリンチを足して2で割ったような作風です。
また、デパルマは美女好きで有名で(これもヒッチコックとリンチもそうですが)
『ファムファタール』という映画もとっており、本作もファムファタールものです。
久しぶりに見ていないデパルマの作品でも見ようかと思いU-NEXTで見たのですが、
デパルマ全部盛りみたいな映画でとても面白かったです。
あらすじです。
世界的な広告代理店に勤めるイザベル。
よいCMのアイディアを思いつき上司であるクリスティーンに提出したところ
絶賛され本社のプレゼンへ提出される。
本社でもそのCMは絶賛されるが、その手柄をクリスティーンにとられてしまう。
クリスティーンは自分の出世のためならすべてを利用する。
イザベルの人生をめちゃくちゃにしたクリスティーンがある日、
何者かによって殺害される。
クリティーンが以前、イザベルのPCから自分宛てに脅迫のメールを送っていたことから
殺人の動機があったとして、逮捕されてしまう。
イザベルは冤罪を証明しようとするが、
その後とんでもない事実が発覚する。
みたいな話です。
凄くザックリしたあらすじですが。
まず、イザベルの考えたCMの良いアイディアが面白かったです。
スマホのCMで、女性がお尻のポッケに入れたスマホのカメラ目線のCMで
すれ違う人々が振り返りざまに覗き込んでいるという内容です。
ベタな展開になったと思っていたら夢だったり、
夢じゃなかったり、どこまでが本当でどこまでが嘘か
視聴者を裏切るような構成が面白かったです。
それぞれが住んでいる家のお金持ちのインテリアの雰囲気もとても良かったです。
是非ご覧ください。
以上。
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