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ビジネスアイデアが優れているか評価する6つの基準

14.12.02 | コラム

客観的に評価し、本当に機会と言えるか確かめる!

すべての事業はアイデアからスタートします。新規事業のアイデアを思いつくことは、とても素晴らしいことです。

アイデアが生まれたら、次の基準に沿ってアイデアが優れた機会なのかを評価しましょう。そしてぜひアイデアをブラッシュアップさせてください。

今回はビジネスアイデアが優れているかを評価する6つの基準をご紹介します。


基準1 顧客を明確に定義し、フォーカスされているか?

 最初に考えるべきことは「あなたの顧客は誰か」ということです。
 重要で核になる顧客は誰なのかを絞り込みます。そして、その本当に重要な顧客に響くメッセージを考える必要があります。


基準2 ターゲットとなる市場がどこか?そしてそれは比較的大きいか?
 あなたのアイデアが大きなアイデアなのか、小さなアイデアなのかを区別するために、市場規模がどの程度なのかをしっかりと把握しておきましょう。


基準3 市場の成長は20%を超えているか?
 成長市場ならば、軌道に乗ったときに追い風を受けられ有利です。
 市場の成長が企業の多少の弱点をカバーしてくれます。ベストなのは、20%を超える伸びを示している市場です。


基準4 粗利率は40%を超えているか?
 投資家のウォーレン・バフェットは、粗利益率が40%以上の企業は、永続的競争優位性を持っている可能性が高いと判断しています。
 自社の粗利益率がどの程度の水準になっているか、客観的に評価しましょう。


基準5 購買頻度が高く、頻繁に購買される商材か?
 事業を継続させていくためには、ある程度購買頻度がなければ厳しいでしょう。なぜなら、新規顧客を獲得し続けなけばならないからです。


基準6 直接・間接的な競合が比較的少ない市場か?
 それらの相手とどのような差別化ができ、競争優位を持続できるかどうかがカギになります。
 また、将来的にあなたの顧客が間接的な競争相手や代替品に関心を持つかどうかにも注意を払っておく必要があります。
 なぜなら、業界の変革は隣接する他業種からも引き起こされる可能性があるからです。


(お問い合わせ先)
  植田ひでちか税理士事務所
  〒134-0088 東京都江戸川区西葛西5丁目1-11-701
  電 話:0120-954-486
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