税理士法人ユリウス

起業に成功するためのヒント

15.01.13 | コラム

資金調達を成功するためにこれだけは知っておきたい!
事業計画書に必ず盛り込むべき7つの項目をご紹介します。

事業計画書は、銀行や投資家から資金調達をするために非常に重要です。
そして、銀行や投資家に良い印象を与えるための書き方はある程度決まっています。その書き方に沿って書かれていると、銀行やベンチャー投資家はより読みやすいと感じてくれるのです。

今回は事業計画書に含めるべき7つの基本項目をご紹介します。



項目1 主要な事業概要
 事業の概要を書きます。読み手が、概要部分に目を通した後に事業計画を読み進めてもらえるかどうかはこの部分で決まります。
 なぜあなたがこの事業をするのか、顧客のどんなニーズにどのように応えるのか、なぜこの事業が儲かるのか、端的に伝えるようにしましょう。

項目2 会社概要
 会社の経営方針/業界内で何を実現していくのかを分かりやすく伝えます。
 創立、創設者/出資者、経営状況、業種、成長可能性なども載せておきましょう。

項目3 製品とサービス
 取り扱っている製品やサービスについて説明を記述します。
 消費者のニーズと利益の視点で書くことが大切です。製品やサービスの金額や消費者への提供方法など経営側の視点で書いてしまいがちなので注意して下さい。
 材料費や価格表など詳細データの図表も効果的です。

項目4 市場分析の概要
 市場内でどのような立ち位置にいるのかの説明です。事業内容と事業動向、消費者ニーズ、消費需要のある場所、サービスの経路など。
 簡単に言うと、あなたの事業が、その業界に存在する価値を伝えます。競合他社に対する対策なども求められます。

項目5 戦略と実行方法
 目標とする市場/業界でどんな事業をするのか?事業は業界内でどのような立ち位置なのか?顧客がどれぐらいいて、どのようにしてアプローチしていくのか?研究開発をどのように継続していくのか?
 つまり、売り上げを上げるため計画と、そのために必要な予算、それによって得られる成果を記述しましょう。

項目6 経営概要
 事業形態、経営組織の主要人物を記述します。事業背景と経験概要、経歴書の役割で、会社の役割を示します。ちゃんとした会社概要は事業計画書に添付します。

項目7 資金計画
 製品の損益計算書や現金出納帳、スケジュール等を載せます。


 事業計画書には事業内容と見合った説明内容量が求められます。
 また、事業計画書を見る相手の立場で考えましょう。もし、基本的な事業計画を理解したいと期待している相手なら、ある程度の分量の図表やデータを入れて見やすくしておく工夫が必要です。



(お問い合わせ先)
  植田ひでちか税理士事務所
  〒134-0088 東京都江戸川区西葛西5丁目1-11-701
  電 話:0120-954-486
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