23.10.17 | 事務所通信

2023年10月より開始した、インボイス（適格請求書）制度について、「省人化・省力化補助金（仮称）」を創設する方針であることがわかりました！
インボイス導入に伴う経済的負担解消のために、中小企業などによる生産プロセスや販売・事務作業の自動化に向けた設備投資を支援するとのことです。

支給対象は、中小企業などによる生産プロセスや販売・事務作業の自動化に向けた設備投資を想定されています。
政府はインボイスの定着に向けて、相談支援体制の拡充なども併せて検討を進める予定です。

また、現在すでに公募中の補助金で、インボイス制度の導入促進の為の補助金は以下の補助金がありますので併せてご紹介します。

【小規模事業者持続化補助金】
公募期間：現在 第14回 公募期間中（2023年9月12日～12月12日）
インボイス特例：「一律に50万円の補助上限が上乗せ」
免税事業者からインボイス発行事業に転換する事業者(インボイス転換事業者)を対象に、全ての枠で全ての枠で一律に50万円の補助上限を上乗せし、販路開拓(税理士への相談費用を含む)を支援
補助対象経費：事業者の販売促進にかかる経費を支援
補助率・補助額：2/3　最大250万円

【IT導入補助金】
公募期間：毎月公募中(申請枠・類型によって締切が異なります。)
インボイス対応枠：「商流一括インボイス対応類型」
インボイス制度に対応した受注システムの導入に使用できる申請類型を新設
取引関係における受注者である中小企業・小規模事業者等に対して当該ITツールを無償で利用させる場合に補助
※ 取引先である中小企業・小規模事業者等に供与するアカウント数の割合を乗じた額が補助対象経費となります。
補助対象経費：システム導入費用・クラウド利用料(最大2年分)
補助率・補助額：最大2/3　最大350万円
※IT導入補助金はその他にも多くの申請枠・類型が用意されていますので、インボイス対応でないITツールの使用にも活用いただけます。


今回ご紹介した補助金以外にも申請内容によってはほかの補助金や助成金を活用することが可能となりますので、お気軽にお問い合わせください。

URL
Yahoo！ニュース「インボイス対策で補助金創設　中小企業の省力化支援　経済対策」：
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bfc25e52309d078bb4a9c116ac0810ea45de54f

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