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2015年の経営施策は「営業力の強化」が3割超

15.03.31 | コラム

産業能率大学が、従業員6人以上300人以下の企業の経営者を対象として行った「2015年中小企業の経営施策」調査結果をご紹介します。

『「人材不足」が経営活動に影響を与える』
調査開始以来、最高の数値に


グラフ1は「2015年の経営活動に影響を与えると想定している要因」の上位5項目です。

最も多く挙げられたのが、「人材の不足」で46.5%。前年比14.5%増の過去最高となりました。
この人材不足については、2014年の採用活動について「例年と比べ人材確保が難しい状況であった」と回答した企業が全体の半数以上にも及びます。

また、新卒・中途採用を行った企業のうち「予定を下回る人数しか確保できなかった」企業が、新卒・中途ともに3割を超えたことからも、採用の難しさがうかがえます。

また、2014年の新卒・中途採用の実施状況は、新卒が24.5%であるのにたいして中途は55.8%と2倍以上。
研修や教育にかける時間とコストを抑えながら、即戦力となる人材の確保につなげたい意向が伺えます。


取り組みたい施策の最多は「営業力の強化」積極的な施策が上位を占める

グラフ2は「2015年に取り組みたいこと」の上位5項目です。
「営業力の強化」が35.9%でトップとなりました。

続いて、「利益率の向上」35.3%、「市場シェアの拡大」(34.0%)と積極的な施策が並びます。

前年から大きく増加したのは「従業員の新規採用」(+3.8ポイント)、「新規事業への進出」(+1.7ポイント)、「他企業との戦略的経営」(+1.4ポイント)と、こちらも積極施策が増加しています。

また、常態化する人材不足を受けて、「従業員の新規採用」に取り組みたいとする回答は過去最高の17.6%となっていますが、「人員確保が難しくなると思う」と予想する企業も50.1%に上っています。




(お問い合わせ先)
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