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「人を用いるには、すべからくその長ずる所を取るべし」
16.12.21 | 名言・格言~すずらん課長'SELECT
戦国武将・徳川家康の言葉。
皆さんご存知の徳川家康なので改めての人物紹介は致しません。
それにしても先日放送の終了した「真田丸」では、憎ったらしい程の敵役でした。
さて戦国時代の勝者となった家康ですから、人材登用には人一倍気を使ったことと思われます。
表題の言葉には続きがあります。
「人それぞれに長ずる所あり、何事も一人に備わらんことを求むることなかれ」と。
意味としては、「万能なスタープレーヤーばかりを探すのではなく、一芸に秀でた部下を組み合わせて活用しろ」といったところでしょうか。
戦国時代も末期になると戦場では、個として優れていなくても、チームとして優れたチームとなれば良い訳ですからね。
これは現代の会社組織でも同じことが言えるのではないでしょうか。
スポーツで言うところのアメフトの様な人材活用が大事ですよね。特に中小企業では。
アメフトの特徴は次のとおりです。
①フィールド内に1チーム11人であれば、交代は自由で何度でもできる(審判に交代を宣
言する必要なし)
⇒置かれている状況で有効な戦術を採用するにあたり、最適なメンバーでチームを組ませられるし、一度外したメンバーでも適した場面で再度登場させられる。
適材適所。これが全体最適化の第一歩ですね。
②味方のパス・ランを成功しやすいように相手を止める役回りの人がいる
⇒得点を多くあげ勝利するために、チームとしての意識が浸透していて、チームプレーが徹底されている。
スタンドプレーでなく、チームで動ける組織は強いですよね。
戦国武将の話からスポーツの話へ飛んでしまいました(苦笑)
共通するのは、様々な特徴ある人たちを纏め上げる能力がトップ(リーダー)にあるかで成功できるかが決まるということでしょう。
力量が問われますよ。
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