響き税理士法人

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協会けんぽの申請書・届出書が様式変更

14.07.14 | 【社会保険・労務】

平成26年7月1日より、OCR様式への刷新に伴い、協会けんぽへ健康保険給付の支給を申請する際などの申請書・届出書の様式が大きく変更されました。

◆より見やすく・書きやすい様式へ
平成26年7月1日より、協会けんぽへ健康保険給付の支給を申請する際などの申請書・届出書の様式が大きく変更されました。こちらはOCR様式への刷新に伴う変更となっております。
申請書・届出書には、加入者本人だけでなく会社や医師等が記入する欄も設けられていますが、新様式ではそれらが明確に区別されたり、記入例や誤記入を防ぐための「記入の手引き」が用意されるなど、加入者・会社等への配慮がなされています。


◆様式変更は29種類
申請書・届出書には①健康保険給付に関するもの②保険証再交付等に関するもの③任意継続に関するもの④健診に関するものがありますが、これらのうち29種類の様式が新しくなります。


◆注意すべき変更点
従来は、負傷を原因として給付を申請する場合、「傷病手当金支給申請書」「高額療養費支給申請書」「傷病手当金支給申請書」「埋葬料(費)支給申請書」の『負傷原因記入欄』への記入が求められていましたが、新様式ではその欄が削除されました。
そこで、今後は添付書類として『負傷原因届』の提出が必要となりますので、注意が必要です。
なお、「傷病手当金支給申請書」は全4ページに変更となります(1~2ページ目が申請者情報・申請内容、3ページ目が事業主の証明、4ページ目が療養担当者の意見書)。


◆新様式への切替え
協会けんぽの窓口やホームページからダウンロードできる様式は、すでに新しいものに切り替わっています。
また、全国のセブンイレブンの「ネットプリント」(有料)サービスでも各種申請書を入手することができますので、お急ぎの場合などに便利でしょう。
なお、今後も旧様式が使えなくなるわけではありませんが、協会けんぽではスムーズな手続きができるよう新様式への切替えについて協力を呼びかけています。


キリサワ税理士法人 情報発信委員会

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