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ビジネス【財務】
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- 23.10.23 | ビジネス【財務】
- 決算書の簡易セルフチェックについて…財務目線=金融機関目線で自社の決算書を確認してみましょう。
金融機関は「決算書」を拠り所として融資審査を行います。中小企業の場合、税理士事務所が税務目線で作ることが多い決算書ですが、金融機関は税務署ではありませんので、「税金が正しく計算されているか。」ではなく、「貸したお金が本当に返ってくるか。」という目線で見ています。よって、税務上は正しい決算書であっても、提出された決算書をそのまま分析するのではなく、財務の目線で修正しています。
下記にセルフチェックの手順をご紹介します。すべての金融機関が必ず下記の手順で診断している訳ではありませんが、基本的な考え方としてご了承願います。
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- 23.10.02 | ビジネス【財務】
- 資金調達の成功に向けて…銀行が求める資料とその意義
「ご融資の申し込みですね。それでは決算書3期分と直近試算表、作成していれば資金繰り表と借入残高一覧表、それから受注明細と税金の納付書・・・」
融資申し込み資料の準備は手間のかかる作業です。出来れば提出書類を減らしたい気持ちは分かります。しかし、銀行は漫然と資料を求めている訳ではありません。目的を持って資料を要求しています。資金調達を成功に導くためには、「なぜ銀行がその資料を要求しているのか」を理解することが大切です。
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- 23.09.18 | ビジネス【財務】
- キャッシュフロー計画書を作成しましょう…経営管理ツールを取り入れる最初のステップは、これが最適です。
数値計画書というと、売上と利益が分かる損益計画書が一般的ですが、場合によっては、キャッシュの収支が分かるキャッシュフロー計画書の方が有益な場合があります。
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- 23.09.11 | ビジネス【財務】
- 損益分岐点売上高の算出方法…大まかな採算ラインを知るのに便利な方法です。
経営者は、人員を雇用する、広告を出す、値引き販売をする・・・等の様々な投資判断を下さなくてはなりません。投資判断を行う際に最も気になる点は、「採算が取れるかどうか。」でしょう。もちろん、机上でいろいろと考えたところで、最終結論は「やってみなければ分からない。」と言うのが本質かも知れませんが、理屈で成り立たない事を現実に成り立たたせるのは大変難しいというのも事実です。
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- 23.09.04 | ビジネス【財務】
- 事業承継と銀行取引…税務の先にある財務の視点
資金調達の相談をお受けしたある企業様の事例です。義理の父親から会社を引き継いで約1年が経過しましたが、資金調達ができず困っているという相談でした。
決算書を拝見すると、銀行借入が相応にあり、自己資本は債務超過の状態にありました。金融機関が融資しづらい財務状況です。債務超過に陥った要因を探るため、過去の決算書を確認したところ、前年、前々年と2年に渡って総額約5,000万円の退職金が出ていました。そこに、コロナウィルス感染拡大の影響で業績が悪化し、現在の状況に陥ったようです。
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- 23.08.07 | ビジネス【財務】
- 経理業務など管理業務の重要性について…管理業務への適切な投資やリソースの割り当てをおすすめします。
領収書を紛失した。何の資金を振り込んだか思い出せない。等、経理業務がずさんな企業をしばしばお見受けします。証憑類の保管や取引の記録などの管理業務は、直接的に売上にはつながらないかもしれませんが、これらの業務を徹底することは、結果的に企業の業績を向上させる重要な要素となります。
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- 23.07.24 | ビジネス【財務】
- 会計知識を身に着けるメリット…持続的な成長や成功につながる可能性が高まります。
中小企業の経営者にとって、会計知識を身に着けることは重要です。会計知識を持つことは、企業の持続的な成長や成功に不可欠な要素となります。
中小企業の経営者は、さまざまな業務に追われる中で、会計業務について後回しにすることがあります。営業活動や生産管理など、日々の業務に追われる中で会計業務に充分な時間を割くことは難しいかもしれません。しかし、会計知識を持つことは、経営者としての意思決定や企業の成長戦略において欠かせません。
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- 23.07.03 | ビジネス【財務】
- 経営手腕の評価について…自己資本は経営手腕を映す鏡です。
決算書や試算表を受け取った時、多くの社長様は主に売上高や利益をチェックしていると思います。もちろん間違いではありませんが、是非、自己資本にも注目してください。
自己資本は貸借対照表の右下に表示され、純資産、株主資本等と呼ばれることもあります。広辞苑では、「資産総額から負債総額を差し引いた資産価値総額」と説明されていますが、簡単に言うと資本金と累積損益の合計値です。
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- 23.06.19 | ビジネス【財務】
- 利益増加施策について…売上増より粗利率アップをおすすめします。
あなたは売上高1億2千万円、粗利率69%、経常利益240万円の飲食店経営者です。経常利益が少ないため、今期は倍の480万円にしたいと考えています。どのような施策を掲げますでしょうか。
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- 23.06.12 | ビジネス【財務】
- 資金使途について…運転資金と設備資金は返済原資が違います。
資金使途とは、その名の通り「お金の使いみち」です。借りる側は、あまり意識しないかも知れませんが、銀行側にとっては、資金の使い道はとても重要なポイントです。
「資金使途」は大きく2つに分けることができます。
「設備資金」と「運転資金」です。
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