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2018年を振り返って
18.12.28 | 堺俊治の独り言的情報
今年は世界の問題点がはっきり見えてきた年だったように思います。中国に対してこれほど不均等な貿易を強いられてきた諸国が、何の対策も打てなかったのにトランプ大統領が中国の不当なやり方を訴追し対決姿勢を見せたことで、対立軸が明確になりましたね。
ファーウェイの副社長をカナダ政府が拘束すると、一企業の問題にもかかわらず、中国国内のカナダ人を中国政府が3名も拘束するという暴挙に出ています。ゴーン氏を逮捕拘束してもフランス在住の日本人や日本企業には何も影響がないのとは大違いです。これらの出来事は、中国が国際的な商慣行やルールに合わせる気が無いことを明確にしました。来年は、中国と取引のある企業は気を付けないと、米国との取引停止通告を受けるやもしれません。
EUが今年は500万人を超えるイスラム教徒の難民受け入れ問題で、詳しくは報道されていませんが、多くの加盟国で反発や拒否が起きていて、来年は、英国に続くEU脱退国が出始め、EUが機能しない事態となりそうです。
韓国もはっきりしたと言えるのではないでしょうか。文在寅大統領は今年の北朝鮮との交渉で、ほぼ朝鮮統一に向けて動き出したと言っていいでしょう。このところの韓国の反日行動にも表れているように思えます。もはや日本と合同で北朝鮮や中国の軍事的脅威対応しようという気はないように見えます。先のP1哨戒機へのロックオンなどはその象徴でしょう。
今年は北方領土問題が新たな展開が生まれそうな兆しがありました。これまでは、北方領土返還を米国が最も嫌がっていたので、何度かチャンスがあっても進まなかったというのが定説でした。しかしトランプ大統領は嫌がっていないようです。今や敵はロシアではなく中国だから、またプーチン大統領と交流のあるトランプ大統領でもあります。私は前にも言ったと思うのですが、日本はロシアと仲良くするしかないような気がします。朝鮮半島は反日朝鮮連邦になるかもしれません。そうなればなおさらでしょう。馬鹿げた発想といわれるかもしれませんが、インフル明けの妄想と思って聞いてください。坂本竜馬が薩長同盟に動いたように安倍総理が米国・露国同盟の懸け橋となって米露同盟が成立すれば、世界は大きく変動しそうですが・・・。
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