山内経営会計事務所

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しくじり税理士の自己紹介~税理士編

20.06.28 | 報告・連絡

今回は、自己紹介も兼ねて、
私がなぜ税理士になったか?
についてお話ししようと思います。

山内聖堂(やまうちまさたか)
1975年生まれ。
チームビルディングコンサルタント/税理士

18歳からの転落人生

自分で言うのもなんですが、
私は他の子に比べれば真面目な学生でした。

部活も勉強も真面目に取り組んだので、
部活の剣道でもそこそこの結果を残し、
勉強の方も成績は良い方でした。

ただ、勉強も部活も出来るということが、
私を少しずつ増長させていたのかもしれません・・・。

そのことがある事件を引き起こし、
流されるだけの人生を送るきっかけになったのでした

人生の目的が無かったので、頑張らずに生きていました。

目的が見つからないと目標は達成できません。

高校3年生の夏までは、
私は部活のために学校に行っていました。

しかし、引退した後の夏休みに事件が起きます。
担任と衝突し、アカデミックハラスメントを受けるようになったのです。


人生は目的があれば、目標に向かって頑張れます。
会社経営においても、目標を与える前に、
目的をはっきりと与えることが大切です。

私の場合も、部活は目的があったので頑張れました。


しかし、勉強については、

「良い大学に行きたい」というぼんやりした目標はあったのですが、

「なんの為に大学に行くのか」という目的がありませんでした。


そのため、担任の嫌がらせをキッカケに、
勉強に対するモチベーションが激しく低下し、
全く勉強できなくなりました。

結果、浪人生活を送ることになります。

大学に入っても流される日々

一浪の末、なんとか大学に入ることができました。

大学に入ったときの目標は、

「サラリーマンは絶対向いていないから、
 何か自分でできる仕事を見つけて起業しなきゃ。」

という「消去法」な目標でした・・・。


ただ、「なんのために起業するのか」
という目的が無い目標だったので、

大学生らしく日々の誘惑に流され、
バイトと麻雀づけの日々を送りました。

要領は良かった?ので、
大学はなんとか進級できていましたが、
当然ながら卒業が近づいてもやりたい事は見つかりません・・。

税理士になったのは消去法

サラリーマンにはなりたくないけど、
やりたいことも見つからない・・・。

そんな私には、一見、最高の逃げ場がありました。

有難いことに、母親が税理士をやっていたのです。

「税理士になれば、お客さんを引き継げる・・。」

私は大学3年生から税理士になるための勉強を始めました。
そして晴れて「無職」で大学を卒業したのです。

フリーターの20代

税理士の勉強を始めましたが、
一度楽をすることを覚えた精神は
簡単には回復しませんでした(笑)

高校まではあんなに剣道頑張れたのに・・。


アルバイトをしながら勉強していたのですが、
就職した同級生らと同じように、
誘われれば遊びに行くという生活をしていました。

税理士は「5科目合格」でようやく税理士になれるのですが、
最初の1科目合格まで4年もかかってしまいました。

普通の人であればもう諦めるレベルです・・。


その後も受かったり落ちたりを繰り返し、
ようやく税理士試験に合格したのは34歳の時でした。


30歳を目前に母親の事務所に入ったのですが、
そこで衝撃の事実に初めて気づきます。


税理士業界は斜陽産業で競争が厳しいということを・・・。


途中から「税理士になる」ことが目的化されてしまい、
どのような税理士になりたいか?という目的は考えていませんでした。

目標が目的化されるしくじるのは世の常です・・。


しかし、実態を知ったところで、
30歳目前まで税理士の勉強しかしてきませんでした。

私には他の選択肢はもう考えられなかったのです・・・。


34歳でなんとか税理士試験に合格しましたが、
私には不安しかありませんでした・・。


どうやったらお客様に選ばれる税理士になれるのか?

全く自信が無かったのです。

・・今でも何故選んでいただけているのか分からないので、
当然と言えば当然なんですけどね(笑)


事務所的にも、
母親一人でやっていた仕事に私が加わったことで、
か-な-り暇な状態でした。


私は時間を持て余し、
不安から逃れるように夜な夜な飲みに出かけたり、
スノーボードに夢中になっていくのでした・・・。

40歳くらいまでの人生の目標は、
「仕事はそこそこに、趣味を楽しむ人生を生きよう。」

でした。


しかし、税理士業界は税理士数の増加とお客様(事業所)の減少により、
「仕事はそこそこ」が終生続く保証はありません。

不安を払しょくするために、
私はコンサルタント業に挑戦していくことになったのでした。

そしてそこで・・・。


長くなりましたので、
「コンサルティング兆戦編」はまた次回

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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