山内経営会計事務所

山内経営会計事務所
  • HOME
  • 報告・連絡
  • しくじり税理士の自己紹介~チームビルディング編

しくじり税理士の自己紹介~チームビルディング編

20.08.16 | 報告・連絡

コーチングを学んで、
経営計画の実行支援を始めた私ですが、
「高い経営目標を掲げる会社」の支援に失敗してしまい、
お客様にご迷惑をかけてしまいました。

前回のキャッシュフローコンサル失敗編はこちら

「高い経営目標」の実行支援をするうえで、
「チームの力」が伴わないといけないということを痛感した私に、
知り合いの司法書士さんからメールが届きます。

神戸の石見幸三さんという方が、
「チーム力」を上げるコンサルタントを育てる講座を名古屋で立ち上げるので、
フロントセミナーに参加しないか?

というものでした。

私は、
「これで外注先が見つかる!(他力本願)」
と喜び勇んで参加したのでした。

最初は、自分でやる予定、まったく無かったなぁ・・。

目指すべき頂の高さに打ちのめされた日々

チームビルディングを学ぶ前は、

「私はお金や計画のことは分かるので、その部分だけ支援します。
 社員の事は社長さんや社労士さんにお任せします。」

と予防線をはっていました。

「人のことは分からないので支援は無理だ。」

心からそう思っていましたし、
私の「脳の特性」上、それは無理なことでした。


石見さんのフロントセミナーに参加したのですが、
この講座を受ければ
「チーム力」のソコアゲができるようになるという確信は持てませんでした。

内容が難しすぎて、
理解が追い付いていない面もありました。


今考えれば当たり前のことですが、
チームというものは、いろいろな施策を行いながら、
少しずつ力をつけていくものです。

たった3時間ほどのセミナーで、
全体の構造を知るのは、当時の私には無理でした。


私は当初の目的通り、
「チームビルディングコンサルタント」になろうという方を見つけて、
必要な時に外注をしようと考えました。


しかし、残念ながら当日の参加者のうちに、
継続して講座に通おうという方はいらっしゃいませんでした。


困った私は、石見さんに

「外注先を紹介してくれないか?」

と相談してみましたが、


「山内さんなら出来ると思うので、
 自分で学んでみてはいかがですか?」

と言われました。


後で聞いたのですが、
論理脳が高いのとコーチングを学んでいたことから、
出来ると判断したみたいですが・・・。


私は半信半疑(ホンネは1割信じ9割疑いくらい)で、
だまされたと思って養成講座を受けることにしました。


そして養成講座が始まって1カ月後には、

「やっぱりダマされた!」

と思っていました(笑)


学んでいる内容が深すぎて、
毎回毎回、「理想と現実」のギャップの大きさにショックを受けていました。


あっという間に半年間の研修期間が終わったのですが、
消化不良感が大きすぎたため、
私はこの内容をお客様に提案することが出来ませんでした・・・。


その後半年間は、書籍を読んだりしながら、
チームビルディングに必要な知識を蓄えていきました。

見える、私にも見えるぞ!?

さらに半年後、
石見さんが名古屋で同じ講座を行うことになりました。


もう一度学べば何かが掴めるかもしれない。

そう思い再び講座に参加したのでした。


講座の受講生は、
企業コンサルで使うゲームを実際に体験するのですが、
2度目の受講である私はゲームに参加せず、
ゲームを見学することにしました。


そして、外部からゲームを見ていたら、
突然チームの状態が浮かび上がって見えたのです。


どのようなメンバーなのか。
どのように仕事を進めるチームなのか。
コミュニケーションが充分とれているか。

これらのことが、ゲームを見ていたら分かったのです!


この時は嬉しかったですね~。

これでチームビルディングのコンサルティングが出来ると確信した瞬間でした。

1年間頑張ってきて良かった・・・。


タイミングよく豊田市や愛知県の「働き方改革アドバイザー」に就任できたので、

長時間労働やパワハラといった相談に対して、
法律面だけの対応ではなく、
チームビルディングを活用して改善できるようになりました。


また、クライアントからの高い経営目標への対応も、
チームビルディングやOKRという目標マネジメントを活用し、
対応できるようになりました。
(チームビルディングの特性上、毎回ヒヤヒヤしますが)


今後も、
組織の複雑に絡み合った問題の解決や、
高い経営目標の実現を、
チームビルディングで支援することを通じ、
経済社会の発展に貢献していきたいと思います。


最後まで読んでいただいて、
まことにありがとうございました。

TOPへ