なぜ資金繰りが厳しいのか、その理由と対処法

14.11.11 | ビジネス【財務】

会社を経営していく上で、一番頭を悩ませるのは「資金繰り」だと思います。

 

本日は、資金繰りが厳しい理由と、その対処法をご紹介いたします。

 

 

資金繰りが厳しい理由には、大きく分けて以下の2つがあるように思います。

 

1、利益が出ていないか、出ているが必要な利益には足りていない

 

2、利益は足りているが、必要な運転資金が手元資金に対して過大である

 

続いて、対処法です。

1については、そもそも会社の利益が必要な利益に対して不足しており、「1年会社を回しても資金が減っていってしまう体質の会社」です。以下の対策が必要です。

 

 ① 自社に必要な利益の金額を把握する

 ② その利益達成のためにPDCAサイクルを回し、達成する

 ③ 自社に必要な利益の金額をスリム化する

 ④ 資金調達を行い、資金減少を軽減する

 

まずは①~③の対策で「資金が増える会社」にすることが必要です。

また④の対策で、資金が枯渇することを防ぐ必要があります。

 

2については、利益は足りているため、「1年会社を回せば資金が増える体質の会社」です。

しかし、手元資金が心もとなく、会社を回すために必要な運転資金が用意できず、苦しい状態です。

以下の対策が必要です。

 

 ① 資金調達に励み、手元資金を潤沢にする(必要な運転資金よりも多い状態)

 ② 必要な運転資金の金額をスリム化する

 

 

つまり、以下のような会社になればよいのです。

 

 ① 自社の必要な利益の金額を把握していて

 ② その利益達成のためのアクションを日々行い

 ③ 必要利益のスリム化も行い

 ④ 常に資金調達に励み、資金を必要運転資金よりも潤沢に持ち

 ⑤ 必要運転資金のスリム化に励む

 

 

資金繰りが厳しい状態を脱却するためには、

 

まずは自社が資金繰りに厳しい理由を明確にすることが重要です。

それによって正しい対応が行えます。

自社の資金繰りが厳しい理由を知りたい方はぜ問い合わせください。

 

この記事の内容についてのお問い合わせは神林までお待ちしております。

0258-35-3146

keiei@eguchikeieicenter.co.jp

TOPへ