税理士法人BETTあかつか事務所

家族主義

21.10.17 | メルマガBETT

京都市中央卸売市場
にある万松青果
 
一流料亭御用達の
青果の仲卸
 
料亭からのオーダーは、細かい
例えば、
ミョウガは濃い色のもの
いんげんは細い先のきれいなもの
トウモロコシは京都産
どれもこれも細かい注文付き
 
お客様の要望にとことん応える
 
仲卸業は危機的な状況で
10年間で3割廃業してる。
 
万松のオフィスの社員は27人みんな若い。
入社希望者も殺到してる
 
そんな快進撃の万松も倒産の危機があった
 
会長の中路さんが27歳の時父親の会社に入社し
1年も経たないうちに売上の6割を占める取引先がなくなった
中路さんはホテル業界に猛烈な営業をかけた
ホテルは少量、ばら売り 手間がかかった。
当時は成果主義で社員の協力は得られなかった
そして相次ぐ退職
 
転機は
従業員と私(中路さん)の気持ちが変わった
従業員は何のために働くのか、というと、お客に喜んでもらうため
 
従業員はお客様のために働くのなら、今までのやり方を変えてみようと思った
お客様の喜んでもらうこと以外に何の仕事があるのか
経営者は従業員のために働き
従業員はお客のために働く
 
成果主義をやめた
 
喜んでもらえた週報を始めて  
同僚からに褒められ
仕事にたいする権限を委譲したことが個性的な人になった
 
キーワードは家族主義
 

 

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