山内経営会計事務所

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組織づくりとビジネスを加速させるOKRとは

22.02.04 | チームビルディング

企業とそこで働く社員が成長していくために、
様々な組織マネジメント手法が開発されてきました。

その中で、
現在特に注目されているのが、
Googleやメルカリが採用した、
OKRという目標管理です。

OKRは、
「会社内の全てのチームが、
 同じ重要な課題に全力で取り組むための
 組織マネジメント手法」です。

OKRが必要とされる背景

最近、ビジネスの世界で、
「今はVUCA(ブーカ)の時代だ。」
と言われることが多くなってきました。

VUCAの時代をひとことで言うと、
これまでの常識を覆す社会変化が次々と起こる、
予測困難な時代のことをいいます。


このような社会環境の変化に
経済産業省も2019年に提言を発表し、
はじめにの部分で

・グローバル化・デジタル化・少子高齢化が急速に進み、
 既に「ゲームのルール」は変わっている。

・変革に対応する経営実現のために、
 日本型人材マネジメントのアップデートが必要

・人材戦略を積極的に「見える化」し、
 積極的に対話を図っていく必要がある

と述べています。

人材競争力強化のための9つの提言(案)

OKRは、
組織マネジメントのフレームワークですが、
OKRを導入していることで有名になっている企業は、
どれも「ゲームのルールを変えた」企業です。

OKRが注目されているのは、
「ゲームのルールを変える」必要性に迫られている企業が、
多いことの裏返しとも言えるのです。

OKRの基本

OKRは
「野心的なObjectivと測定可能なKeyResults」
から成り立ちます。

Objectivは目標のことです。

ただし、現状業務の延長ではなく、
ビジョン実現に貢献する野心的な目標を設定します。

OKRでは、この野心的な目標のことを
「ムーンショット」と言っています。


KeyResultsは、
Objectivがどのように達成しつつあるかを、
客観的に測定するための指標です。

測定するための指標なので、
「定量的」である必要があります。


高い目標を設定し、
組織の中で頻繁に進捗を確認していくことで、
メンバー一人ひとりが成長するとともに、
チームの結束感が高まります。

その結束感が全社的に機能したとき、
全体最適のマネジメントが実現し、
組織の実行力が大幅に向上するのです。

日本の企業は、
世界に比べて生産性が低いと言われてきました。

生産性が低いのは、
つまるところ組織の実行力が弱いのです。

OKRを導入して、
組織の実行力を高めていきましょう!


2月28日に
OKRについてのセミナーを行います。
心理的安全性を高めて急成長を可能にするOKRマネジメントセミナー

OKRの全体像や導入ステップについてお伝えしますので、
よろしければご参加ください。




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