山内経営会計事務所

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100名以下の組織の問題に共通してよくある原因はこれです

22.06.10 | チームビルディング

最近、従業員が50人前後の企業の
組織の課題の相談をいくつか受けました。

テーマは、
・女性従業員の仲が悪い。

・報連相が出来ない。

・リーダーが成長しない。

・経営が芳しくないが、従業員に危機感が無い

などなど・・・。

どの企業にも起こりそうな問題です。


もう少し詳しく話を聞いていくと、
全ての組織に、

「リーダーが役割を果たせていない」

という共通の課題があることが分かりました。


ここで私たちが間違えやすいのは、

「リーダー研修をやれば問題が解決する!」

と考えることなのです。

少なくとも、
私が相談を受けた企業では、
現段階でリーダーのマネジメント能力が向上しても、
問題を解決することは出来ないと感じました。

では、何が本当の問題なのでしょうか?

問題は、目標が適切でないから。

リーダーが役割を果たせていない理由を、
さらに深堀りしていくと、
全ての会社に共通していたのが、
目標が無いか、若しくはあいまいだということです。


男性リーダーが、
目標をベースにコミュニケーションを取らないから
女性従業員が差別意識をを感じて、
仲が悪くなるのです。


報連相が出来ないのは、
報連相をするのに必要な目標が共有化されていないため、
本人が報連相の必要性を感じていないからです。


従業員が「やってみよう!」と思う目標じゃないから、
従業員のやる気が見えず、
危機感を感じられないだけです。


目標が明確でないので、
リーダーは現状と求められる能力のギャップが分かりません。

必要とされる能力が分からないと、
いくらリーダー研修を行っても、
効果はあまり期待できません。

リーダーを成長させたいなら、
まず求める目標を示し、
そのギャップを埋めるための支援をする必要があるのです。


30名以上100名以下の組織の目標が適切でないワケ

社長が売上を作るのが上手かったり、
商品に強みがあったりすると、
組織は目標が適切でなくても、
30名近くまで行く場合があります。

PDCAなんか回さなくても、
なんとなく成長できちゃいます。

相談を受けた企業は、
あいまいな目標でも、
この規模まで来てしまったのでしょう。


しかし、
従業員が30名近くになると、
組織には役割が生まれ、
いままでのやり方ではうまく行かないことが増えてきます。

30名を超えるあたりで、
その人員に適した組織マネジメントを
確立しなけいといけないのです。

もし、
あなたの組織が上手くいっていないと感じたら、
まずは、組織の目標を明確化するところから
始めてみましょう。


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